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A-70 Monaural Power Amplifier ESOTERIC A-70
Introduction
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Specications
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全く独創的な回路/構造により鮮烈かつ朗々、活きた楽音を奏でる新次元モノーラル・パワーアンプ
希望小売価格 787,500円(税抜750,000円)
2008年5月16日生産終了

「A-70」は、アンプ設計の基本に立ち返り、電源及び筐体に徹底的にこだわりました。音楽用パワーアンプとしては世界で初めてWBトランスを採用し、かつてない電流供給能力を獲得しました。これにより、いかなる大出力時も電圧変動がない状態を保ち、各楽器が明解な音色と質感で躍動感あふれる音楽再生を実現しています。また、オープンリールデッキやESOTERICのCDトランスポートの開発で培った振動制御と機械精度に関するノウハウを盛り込み、それが回路技術と一体となって働くよう設計されております。 これらの積み重ねにより、外観からは想像出来ない圧倒的なスピーカードライブ能力を、そのコンパクトな筐体に宿すことが可能となりました。

■電気部の特長

電源に対するかつてない発想とそれを具現化する驚愕の手段

電源部メイントランスに1kVAもの大容量のWBトランスを採用し、スピーカーへの電流供給能力を極めて高いものとしています。WBトランスは、コイルに鉄心を巻いた内部構造をしており、磁路長が短く磁気抵抗も低い特長があります。同サイズでは他のどのトランスよりも大容量のものができ、トロイダルトランスを遙かに凌ぐ効率の高さを備え、音楽信号に対して鋭敏に追従します。

平滑用電解コンデンサには、電極用アルミ箔エッチング倍率の低い33,000μFという大型のもの(76mmφ×100mm)を±電源用に2個用い、余裕の大容量を誇ります。

筐体内部を仕切る9mm厚鋼板の上側に電圧増幅段及びコントロール回路、下側に電源部を配することにより、整流時の電流ノイズから回路を守ることができ、聴感上のS/Nを高いものとしています。

電源部は上述のWBメイントランスにもう一つサブトランスを加えた2トランス構成とし、いかなる大出力時においても回路の電源電圧が変動のない状態に保ちます。この結果、電圧増幅段の定電圧回路を省くことができ、電源ラインとシリーズに能動素子が介在しないことによる開放的な音質を獲得しました。
各回路の整流ダイオードはショットキー・バリア・ダイオードを用い、リカバリー時のノイズを原理的に発生させない回路とすることで、全帯域での伸びと抜けが良い音質に寄与しています。

ワイドレンジ・ハイスピード、ドライバビリティ溢れる回路

回路の写真 あらゆるスピーカーを存分にドライブするため、電流増幅段は2段ダーリントン構成で、出力段を3パラレルプッシュプル、更にその初段動作にも工夫をこらしており、抜群の制動力を誇ります。

電流増幅段の出力段はアイドリング電流を多めに流したAB級動作となっていますが、通常の音楽再生時はA級動作を行い、極めてピュアな音楽再生を実現しています。 出力段のアイドリング電流は多すぎても少なすぎても発熱・回路動作・音質のバランスが取れなくなってしまいます。最良のアイドリング電流値を聴感、安定度から追いこんで決定しました。

電圧増幅段は、初段のカスコード接続された差動増幅回路、2段目のダーリントン接続されたエミッタ接地増幅回路共に充分なアイドリング電流を流し、極めて高速広帯域な設計となっています。また、全段上下対称型プッシュプル動作とすることで、綺麗なクリップ特性を有し、安定して電流増幅段をドライブします。

配線によるロスを極限まで少なくする為の適切な部品配置

出力用トランジスターからスピーカー端子へは、金メッキ高純度無酸素銅ブロックで直結。線材を排した設計は、配線引き回しによるロスを極限まで低減します。

音質劣化に対して配慮したマイコン制御回路

入力切換えや保護回路動作の制御を行うマイコンは、通常はスリープモードにあり、その間はマイコンに与えるクロックも発振を停止させ、ノイズの発生を防いでいます。

厳選された高品位パーツを徹底した試聴のうえ採用

バイワイヤリング接続が可能な2組のWBTスピーカー端子(WBT0735)、金属皮膜抵抗、高周波低インピーダンスタイプの電解コンデンサ、サンケン製トランジスターなど、特性と聴感の両面から徹底的に追い込んで部品選定を行っています。

ユーザーフレンドリーな各種機能

A-70のリアパネル写真 3つの入力端子(XLR×1、RCA×2)を装備し、フロントパネルで切り替えられます。これにより、2chプリアンプ、AVプリアンプ、CDプレーヤーからのダイレクト接続など、様々なシーンに応じて使い分けが可能。

リアパネルのRCA2端子には、CDプレーヤー等とのダイレクト接続に便利な、3段階切り替え(0、-12、-24dB)のアッテネーター搭載。

■機構部の特長

当社は永年オープンリールデッキから始まりESOTERICのCDトランスポートなどを開発してきました。デッキは振動を最も嫌う磁気ヘッドと、大きな振動を発生させるモータ、トランスが同一シャーシ上に配置されています。同時にテープの走行精度を維持する為に高い機械的精度も必要とされます。これらの振動制御と機械精度は今般のハイエンドオーディオ機器が要求する要素と一致しており、A-70の筐体はその系譜として更に精度と振動抑制を高次元で行うべく設計されました。その結果、過去に類を見ない独創的なシャーシ構造を2002年9月のインターナショナルオーディオショーで発表するに至りました。

A-70を構成する主要な機構部品であるシャーシ、フロントパネル、サイドパネル、トップパネル、リアパネル等はマシニングセンターで高精度加工されています。周知のように機械的振動は音質に影響を与えます。振動は根絶出来ないことも事実であり、それをコントロールし、共振を排除することが重要です。

各主要部材をあえてマシニングセンターで加工した目的は、機器間での振動レベルの均一化にあります。モノーラルアンプは常に2台以上で使用されますが、その筐体間で振動レベルが異なっていることは、ハイエンドであるからこそ許されません。従って、機械的精度を向上させることにより振動レベルの均一化を計る必要があります。更にA-70においては上記の事柄を鑑み、通常のマシンネジを採用せず、全てボルトを使用し、トルク管理の上で固定されています。

高精度シャーシ構造

シャーシ構造の写真 マシニングセンターで高精度加工された9mm厚の鋼板をメインシャーシとして使用し、全ての構造物はこのシャーシを基準として固定されています。そしてこのシャーシにダイレクトにピンポイントフットを直結させ、メカニカルアースを構成しています。

低重心構造とする為に、メインシャーシ下部にはトランス、コンデンサ等を吊り下げ構造で固定し、上部には基板を置くことで、漏れ磁束及び振動の影響を回避しています。

全ての外装筐体もシャーシと同様にマシニングセンターで高精度加工が施され、これにより複数使用時の機器間の振動レベル差を圧倒的に少なくしています。

堅牢な筐体を支える新開発のピンポイントフット

9mm厚の鋼板に、総重量2.7kgに及ぶ直径30mmのステンレス製ピンポイントフットが直結されています。スチール製のベース部は底面をアーチ状に加工し、設置面との安定性を向上させています。

メカニカルアースされたピンポイントフットは、トランスやコンデンサ等から発生する微小な振動を、機器内に閉じ込めることなく開放します。これは同時に、スピーカーの音圧からくる振動等の悪影響をも排除します。

そしてこの効果を最大限発揮させる為に、シャーシとフットの結合部はアンダーカットを施し、ネジ締結によって発生する機械的歪みが原因となる組立精度悪化と接合応力の不均一化を最小限に止めています。

出力段トランジスターのサンドイッチ構造

通常、出力段のパワートランジスターは、ネジのみで固定されますが、パッケージのネジ穴周囲にネジの締め付けによる応力集中が発生します。 A-70ではこの問題を、10mm厚のアルミブロックを使用し、応力がパッケージ前面に均一に加えることで解決しました。 また、このアルミブロックは
  • トランジスターを強力に挟み込むことにより振動を排除
  • トランジスター背面のヒートシンクとしても作用させてパッケージの温度勾配を均一化
  • トランジスターからの漏洩磁束を、アルミブロック内で発生する渦電流損により吸収という働きをし、クリーンな音質に寄与しています。

使用材料を吟味したボディ構造

フロントパネルには20mm、トップパネルとサイドパネル、さらにリアパネルには10mm厚の特殊高力アルミニウム合金を採用しています。

一般的にはA-6063Sと言うアルミ押出材が多く使用されますが、A-70に採用したアルミニウムは、半導体製造装置等に使用される特殊な材料で、精度が高く、加工歪みが少ないという特長を持っています。この内部歪みが少ないということは、振動モードの均一化に寄与し、不要振動が発生しづらくなります

制振構造ヒートシンク(特許出願中)

ヒートシンクの写真 ヒートシンクにはベース部の厚さが10mmという大型のものを採用し、更に各フィンを直径4mmのステンレスで強力に結合させることで、フィンの鳴きを抑制しています。 また、アルミブロックとヒートシンクで出力トランジスターを強力にサポートし、ヒートシンクとしての機能を最大限活用しています。

入出力端子の固定

入出力端子部は、開口部を最小限に設定したNC加工された10mm厚のアルミ板に、端子固定板を13本のボルトで強固に固定し、振動の影響を最小限に止めています。

電源トランスの固定方法

電源トランスはメインシャーシに吊り下げられていますが、不要な磁気ループを遮断するため、メインシャーシには直接固定せず、5mmのアルミ板を介在させています。また、サブトランスの取り付けも、メイントランスとの間に5mmのアルミ板を配し、磁気ループを遮断しています。

連続実効出力 200W/8Ω、400W/4Ω(1kHz、JEITA)
周波数特性 10Hz〜100kHz(+0dB/-3dB、8Ω負荷)
S/N比 110dB以上(JEITA)
無信号時消費電力 40W
入力感度 800mV/160W(8Ω負荷)
入力インピーダンス 200kΩ(RCA 1)
入力端子 XLR(2番HOT)
RCA1
RCA2(-12/-24dB切替SW付)
出力端子 バナナプラグ・Yラグ対応WBT製スピーカー端子2組
グランド端子 シャーシー・グランド用大型端子
保護回路 中点電位異常・過負荷の検出による入力信号、
出力信号のミューティング
一般 消費電力 200W(電気用品安全法)
最大外形寸法
(W×H×D)
250mm×219mm×430mm
質量 34kg
仕様及び外観は改善のため予告なく変更することがあります。
D-70 D-70

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