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4年間にわたる綿密な製品開発による新設計の12インチ・デュアルコンセントリック(同軸2ウェイ)・ドライバーを搭載
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60年以上の伝統を誇るタンノイ独自のデュアルコンセントリック方式は、ツイーターとウーハーが同一の軸上に位置することにより、2ユニットから放射される音が同じ点で合成し、正確な定位感を実現。スピーカーの理想である『点音源(シングル・ポイント・ソース)』に限りなく近づきます。
「Kingdom Royal」のために新設計されたデュアルコンセントリックは、同軸のミッドレンジ・ドライバーに超軽量/超高剛性マルチ・ファイバー・ペーパーコーン(クルトミューラー社製)を採用し、精密なエッジ巻きボイスコイルと大型フェライトマグネットを搭載。低域から中低域にかけて優れたトランジェント特性を獲得しています。
ダイヤフラム径3インチの大口径同軸ツイーターユニットは「Kingdom Royal」の設計にあたっての最も革新的な設計のひとつといえます。
焼き戻し処理されたアルミ合金ダイヤフラムとウェーブガイド、1.5kgの重量級フェライト磁気回路を組み合わせたコンプレッション・ホーン・ドライバーとなっており、大口径化に伴う700Hzまでの再生帯域の拡張により、スムーズかつ圧倒的にリアルなボーカル再生、細部のニュアンスまで正確に再現する音場表現力を誇っています。
ツイーターダイヤフラムは、幾度にもわたって合金の組成および熱処理方法を変えながらエンジニアリング・テストと試聴を繰り返し、数ヶ月に及ぶ製品開発の後に完成。ダイヤフラムは、銅クラッド・アルミボイスコイルと組み合わされ、DCT(ディープ・クライオジェニック処理(※1))が施されます。DCT処理によってダイヤフラム素材の結晶境界面における残留ストレスを軽減するとともに、ダイヤフラム周辺をマイラーエッジ化することで、よりナチュラルな音楽表現力を獲得しています。
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フラットな周波数特性を獲得するマグネシウム合金採用の新規設計スーパーツイーターを搭載
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17kHz以上の高周波帯域を再生するスーパーツイーターユニットにも新しいテクノロジーが採用されています。ダイヤフラムに相応しいマテリアルの選定のために長期間にわたるエンジニアリングが行われ、高い内部損失と低カラーレーションを誇り、61kHzまでフラットな周波数特性を持つマグネシウム合金を採用。
ダイヤフラムは素材本来の音質と特性を損なわないように、極薄のセラミック層がコーティングされ、プラズマ加工でボイスコイルを溶着することにより、接合部の加工精度を飛躍的に高め、高音質化に貢献しています。強力なネオジウムマグネット磁気回路と背面の吸音キャビティーとの組み合わせにより、高い能率、ワイドバンドな周波数特性、そして圧倒的なリニアリティと正確性を誇ります。
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リニアリティに優れ明瞭な低域再生を実現する大口径15インチ(38cm)サブウーハーを搭載(クルトミューラー社製)
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120Hz以下の低域再生用に新設計の15インチ・サブウーハーを搭載。ダイヤフラムは軽量性と剛性を両立させたマルチ・ファイバー・ペーパーコーンとし、磁気回路にはフェライトマグネットを採用。ボイスコイルには、ギャップ全長をボイスコイル全長よりも長く取るアンダーハング・ボイスコイルを採用し、過酷なピストンモーションでもボイスコイルに与える磁力を常に均一化させ、低域再生における高いリニアリティと優れた制動力を獲得しています。サブウーハーはバスレフ型の専用キャビネットコンパートメントに収納され、理想的なドライバーサスペンションとダンピング特性が得られるように容積が最適化され、背面のバスレフポートは15Hzにチューニングされています。
どこまでも深く沈みこむような低周波帯域の拡張性、そして躍動感溢れる音楽再生に欠かせないスピード感のある低域のコントロール性能。これらの低域再生に求められる相反するファクターを「Kingdom Royal」は一切の妥協なく、高レベルで融合させています。
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キャビネット内部スペースとほぼ同じ幅のネットワークボードを2段積み重ねた「ダブルデッキ構造」の大型のクロスオーバーネットワークを採用
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「Kingdom Royal」のクロスオーバーネットワークボードは高品位部品をふんだんに採用し、音質面で最適な回路レイアウトを追求した結果、HFネットワーク、LFネットワークそれぞれを別のボード上に配し、タンノイ史上最も大型のボードとなっています。HF、LFそれぞれのネットワークボードを2段積み重ねた「ダブルデッキ構造」のネットワークボードは、ラバーサスペンションと真鍮製の支柱を組み合わせてキャビネット底部からフローティングさせる「フリーフローティングマウントシステム」を採用、振動による音質の劣化を防いでいます。2枚のネットワークボードは銀入りハンダと6N(99.9999%)PCOCC配線を用いたハードワイヤリング(プリント基板の非使用)仕様となっています。スーパーツイーターの配線には、エンジニアリング・テストを繰り返して選定された4N(99.997%)の銀単線が採用され、抜群の透明度を誇る高周波再生を可能としています。
各回路部品のマウントにはタンノイ独自のDMT(Differential Material Technology(※2))防振コンパウンドが使用されており、優れた防振特性によってナチュラルな表現力とピンポイント定位を実現しています。
クロスオーバーネットワークはアッセンブリー後にDCT(ディープ・クライオジェニック処理(※1))が施され、各部品、導体のクリスタル・レベルでのストレスを軽減します。
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クロスオーバーネットワーク回路は各ドライバーの特性にマッチした部品を徹底試聴し厳選
各ネットワークには、入手可能なコンデンサーの中で最も内部レゾナンスが低く、自己ダンピング特性に優れる最新の英国ICW社製ClarityCap MRポリプロピレン・コンデンサーを採用。さらに極めて低損失を誇るラミネートコア・インダクター・コイルに加え、ヒートシンクにマウントされた低誘導厚膜抵抗を採用することにより、微細レベルのダイナミクス向上と温度変化による音質の劣化に対応しています。また、デュアルコンセントリック・ツイーターユニットのインピーダンスマッチング用には、一般的な抵抗回路を使わず、カスタム仕様のオートトランスを採用することにより、信号劣化の少ないナチュラルな音楽表現力を獲得しています。
デュアルコンセントリックのツイーターとスーパーツイーターのエナジーレベルの調整はフロントバッフルにマウントされた新規設計の低損失ハイカレントスイッチの切換えにより、1.5dBステップで最大±3dBまでお好みに調整することができます。
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フラッグシップとして妥協のないパフォーマンスの高さを表現するエンクロージャーデザイン
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・音の再現力に優れた最高級素材の厳選と内部構造
物量をふんだんに投入し、1台で約120kgの質量を誇る「Kingdom Royal」。その大型エンクロージャーも完全な新規設計です。サイドに美しいカーブをあしらったエンクロージャーは、HDF(high-density fiberboard)の削り出し加工と、バーチ(樺)材の組み合わせ。バーチ材は寒冷地域でじっくりと育ち、高密度で音響特性に優れた木材を厳選して使用しています。ファイバー素材が高密度に混ぜ合わされたHDFによる堅牢な構造体と、それを取り囲む30mm厚のバーチ材積層合板によるフロントおよびサイド/バックパネルは、タンノイのDMT(※2)防振材を介して綿密なブレーシング(添木)処理が施されて結合され、大型のキャビネットからは想像できないほどに驚異的な高剛性を誇ります。
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・トップクラスの製造クオリティーによるエンクロージャー仕上げ
「Kingdom Royal」のエンクロージャーは様々な素材テクスチャーやカラーが美しく融合しています。
タンノイ伝統の木工技術を生かしたウォルナット突き板のサイド/バック・パネルは、美しく磨き上げられたハイグロス・ピアノラッカー仕上げ。また滑らかな艶消しブラックのバッフルに搭載されたデュアルコンセントリックのフレームにはゴールドのトリミングが施されています。
ウォルナットを贅沢にあしらったクロス編みグリルをつけると、洗練されたクラシカルなフィーリングに溢れる外観となり、グリルを外せば大胆で圧倒的存在感に溢れ、スタイリッシュなダイナミズムを感じさせてくれることでしょう。
トラディショナル/コンテンポラリー、そしてクラシカル/スタイリッシュ。様々な要素を巧みに融合させた「Kingdom Royal」は先鋭のハイエンドスピーカーでありながら、時代とともに色あせることのない普遍的な魅力を併せ持っています。
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・密閉型のスーパーツイーター・エンクロージャー
HDF材から精密削り出し加工された密閉型のスーパーツイーター・エンクロージャーは、音響的な干渉を考慮しメイン・エンクロージャーから分離しています。
長期にわたる測定・試聴プロセスによってチューニングと防振が施されスーパーツイーターのパフォーマンスはハウジング前面に取り付けられたショート・ディスパージョン・パネルによってさらに最適化されています。天然素材、合成素材などいくつもの素材をテストし、ソフト・イタリアンレザー素材がパネル素材として採用されました。
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キーポイントとなる主要部分だけではなく、細かいディテールも同様に細心の配慮
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「Kingdom Royal」は厳しい品質管理のもと、スコットランドはコートブリッジのタンノイのUK工場でじっくりと時間をかけ、ひとつひとつハンドメイドで製造され、細かいディテールにも細心の配慮とタンノイのこだわりを反映させています。
エンクロージャーの底面には移動用のキャスターを設置、最終的なリスニングポジションが確定した後は高品位なゴールド・アノダイズ処理が施されたアルミニウム製コーン型フット(3点支持)で製品を支えることが可能です。
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リアパネルには高品位なWBT製スピーカー端子が、タンノイ独自の5ターミナル・デザインで配置。シングルワイヤー接続のほか、バイワイヤー接続、バイアンプ駆動が可能です。5つのターミナル中央にあるアースターミナルの活用により、お手持ちのアンプのシャーシアースをドライバーユニットのフレームに接地し、ボイスコイルに電気的なシールド効果を持たせるアース接続も可能にしています。
HFエナジーレベル調整ピン、およびスーパーツイーター用グリルは予備が1セット付属し、6N Cuジャンパーケーブルが付属。これらの付属品は高級木製ケース入りです。
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※1:DCT(ディープクライオジェニック処理)
マイナス190℃にて冷却処理され、一定の時間管理のもとで常温に戻されます。このプロセスによって回路部品のミクロ組織における内部ストレスが恒久的に減少し、信号伝送能力が高まります。
※2:DMT(Differential Material Technology = 素材差動技術)
スピーカーシステムを構成する個々の部品が必要とする素材特性を解析し、共振モードの異なる素材同士の組み合わせにより、効果的に不要共振を低減する技術。
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