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TANNOY PRESTIGE GR Series
PRESTIGE GR Series
Introduction
Introduction
history
TANNOY history
英国の凛。
音と音楽のはざまに、人は何を聴くのか。
スピーカーづくりに尽くす永い歳月の中で、英国タンノイはその一点を見つめてきました。
媚びず、飾らず、楽曲の本質をあるがままに解き放つ。英国の見識に磨かれた凛とした音楽美学は、ここ日本の繊細で奥深い心情と響き合い、まさに一期一会とも言うべき幸福な邂逅を果たします。
音楽の実在感に資するデュアルコンセントリックを基軸として、タンノイの中枢を担ってきたプレステージシリーズ。
いま新たなGR( ゴールドリファレンス) エディションへと進化し※、かつてない音楽的資質に満ちた新たなるプレステージへ。 ※オートグラフミニを除く
Westminster Royal/GR Canterbury/GR
GRF90 Kensington/GR
Turnbury/GR LE Turnbury/GR
Stirling/GR Super Tweeter System

タンノイが新たな一章を迎えた。 プレステージ・ゴールドリファレンス。

タンノイの正統なる本流を担うプレステージシリーズは、ゴールドリファレンス(GR)の名のもとに新たな幕をひらきました。1967年の「モニターゴールド」誕生から45年、その進化のすべてを注いで「ゴールドリファレンス」デュアルコンセントリックの誕生です。
アルニコモデルのマイラーエッジHFダイアフラム、15インチ用の新素材クルトミューラー製コーン、最新のネットワーク回路など、タンノイの最高峰キングダムロイヤルの開発で培った数々の最先端音響エンジニアリング技術の投入により、目覚ましい特性・音質の向上が図られました。
ひとつひとつハンドメイドで生産されるキャビネットは、従来よりもさらに上質なアメリカンウォルナット材とゴールドの装飾が施され、タンノイ・プレステージの不朽のスタイリングを象徴する「ライトニングストライク」ロゴが復刻されています。
モニターゴールドの復興、歴史的な伝統への精神的回帰、ゆるぎない伝統と革新的イノベーションを基軸とするゴールドリファレンス(GR)は、タンノイ・プレステージ史上、かつてないほど精緻に磨き上げられ、音楽的に頂点を極めたシリーズです。

■Gold Reference Dual Concentric

1967年のモニターゴールドで一つの頂点を迎えたタンノイ・デュアルコンセントリックは「点音源」による正確な音像表現や高い能率、ドライブしやすいインピーダンス特性など、優れたユニットとして数々のベンチマークを確立。そしていま、キングダムロイヤルのために開発された最新技術を取り入れることにより、新たなレベルへ到達しました。

■新開発のクルトミューラー製15インチ・ウーハーコーン

新開発のクルトミューラー製15インチ・ウーハーコーン 15インチ・ゴールドリファレンス・デュアルコンセントリックには、キングダムロイヤルで採用した新素材のクルトミューラー製コーンを採用。マルチファイバー素材のブレンドにより、剛性と軽量性を両立し、音質的なカラーレーションを低減。ダイナミックレンジもさらに向上し、格段にナチュラルな中音域特性を獲得しています。

■音楽表現力を高めるマイラーエッジ採用HFダイアフラム

コンプレッション型HFホーン搭載の3モデル(ウェストミンスターロイヤル、カンタベリー、ケンジントン)のHFダイアフラムにもキングダムロイヤルの技術を投入。5段階プレスのアルミ・マグネシウム合金製HFダイアフラムは、幾度にもわたって合金の組成および熱処理方法を変えながらエンジニアリング・テストと試聴を繰り返して完成しました。新開発の銅クラッド・アルミボイスコイルとマイラー樹脂製エッジを採用。信号減衰特性に優れたマイラーエッジにより、金属的な響きが無く、極めてナチュラルな特性を獲得し、音楽表現力に富んだクリアな音質を得ています。

■Crossover Network

Crossover Network キングダムロイヤルの開発プロジェクトで培った成果を投入し、GR全モデルに最新のクロスオーバーネットワーク回路を採用。更に位相管理に優れた、つながりの良い音質を獲得しています。パーツも英国ICW社製のフィルムコンデンサーをはじめ、低損失ラミネート鉄芯インダクター、厚膜フィルム抵抗など、全ての面で刷新され、微細なオーディオ信号も高解像度に表現できます。 また、プレステージの伝統を堅く守り、全ての部品を手作業によるハードワイヤリング仕様としています。

1.ウェストミンスターロイヤル/カンタベリー/ケンジント

ウェストミンスターロイヤル/カンタベリー/ケンジント 英国ICW 社製の最上位コンデンサー「ClarityCap MR」は、2 年間の研究開発を費やして開発されたタンノイ特別カスタム仕様。PTFE被覆99.99%シルバー単線のリードワイヤーを投入し、トップクラスのオーディオ特性を獲得しています。ネットワークボードの配線はシルバー単線。その他全ての内部配線は6N(99.9999%)の高純度PCOCCを採用。クロスオーバーネットワークはアッセンブリー後にDCT(ディープ・クライオジェニック処理※)が施され、各部品、導体のクリスタル・レベルでのストレスを軽減し、音楽再生能力の著しい向上を果たしています。WBT-0703 nextgenコネクターとタンノイ独自のアース端子を採用。

※:DCT(ディープクライオジェニック処理)マイナス190℃にて冷却処理され、一定の時間管理のもとで常温に戻されます。このプロセスによって回路部品のミクロ組織における内部ストレスが恒久的に減少し、信号伝送能力が高まります。

2.ターンベリー/スターリング

ターンベリー/スターリング コンデンサーは英国ICW社製「ClarityCap」を採用しました。内部配線は定評のあるオランダvan den Hulのシルバーコーティング銅線。 音質にこだわり、金メッキの大型スピーカー端子、タンノイ独自のアース端子を採用しています。

■Traditional Craftsmanship

現代のモニターゴールド=ゴールドリファレンス・デュアルコンセントリック。この新しい幕開けにふさわしい、伝統とイノベーションを象徴するデザインモチーフをエンクロージャーに採用しています。最上クラスのアメリカンウォルナット突き板/無垢材を贅沢に使ったエンクロージャーは、手作業によるオイルフィニッシュ。フロントバッフルは、機械加工で装飾のインレイが施され、深みのあるラッカーで美しく仕上げています(※)。そして、ゴールドに輝く各部のメタルパーツは、高精度なマシニング加工が施され、クラシカルなエンクロージャーと美しいコントラストを描きます。世界の超一流と評されるプレステージシリーズの伝統的なエンクロージャーは、GRモデルでも同一の構造を継承。タンノイの一流職人が匠の技を駆使し、最高グレードの素材からハンドメイドで製作されるキャビネットは、一台一台が異なる表情を持つ音響調度品と言えます。 復活を果たした「ライトニングストライク」TANNOYロゴは、プレステージ・ゴールドリファレンスを所有するオーナー諸氏に、豊かに蓄積されたタンノイの伝統と数十年に及ぶ技術革新の成果を、誇らしく伝えてくれるに違いありません。

※: ターンベリー、スターリングは全面オイルフィニッシュです。

Traditional Craftsmanship Traditional Craftsmanship Traditional Craftsmanship

タンノイ栄光の系譜。

Guy R. Fountain

Guy R. Fountain at his desk, Dalton Street Factory,1930

第一次世界大戦の硝煙もくすぶる1926 年、英国でラジオ用整流器の製造会社が誕生しました。その創始者こそ、後のハイファイスピーカーの生みの親となるガイ・R・ファウンテン。そして当時、整流器に使われていた合金“タンタロム・アロイ”が、不朽のブランド名「タンノイ」の語源となったのです。

タンノイの道程は栄光と苦境の歴史でもありました。1933年、今日のハイファイスピーカーの基本となる2ウェイスピーカーを開発。1947年にはタンノイの代名詞ともなるデュアルコンセントリック・ユニットの原形が完成。現在のそれと構造も寸法もほとんど変わらぬ完成度の高いものでした。

1953年、このユニットを搭載した家庭用スピーカー第1号「オートグラフ」を発売。まだモノラルで音楽を聴いていた時代。この時代に“コンサートホールを我が家に”というキャッチフレーズで誕生したオートグラフは、当時の音楽シーンにセンセーションをもたらしました。

タンノイスピーカーの誇り高い歴史は、ここから始まります。その後、オートグラフのコンセプトを受け継ぎながら、若干小型化された「G.R.F.」を発売。創設者のイニシャルをそのままモデル名にしたこのスピーカーは、音楽愛好家やオーディオ愛好家の間で銘機として語られました。

1974年、心臓発作に襲われた高齢のガイ・R・ファウンテンは、やむなく米国にタンノイを売却。オートグラフやG.R.F.の複雑なホーン型エンクロージャーを支えてきた木工技術者の不足、アルニコの安定供給難などが重なり、みずからの信念とは別の方向の製品が生み出されてゆく失意を経験します。

しかし苦境の中にあっても、伝統のタンノイ精神は揺らぎませんでした。ついに1978年、ノーマン・クロッカー氏を中心とする新経営陣は米国からタンノイを買い戻します。1981年「GRFメモリー」で職人芸が復活。1982年「ウェストミンスター」でオートグラフ伝統の大型バックロードホーンが復活。そして1988 年には「カンタベリー」がアルニコマグネットを搭載し、栄光のタンノイは完全復活を遂げました。

デュアルコンセントリック方式がもたらす明確な音像と豊かな音場、音楽の実在感をありのままに再現するタンノイスピーカーは、本国イギリスだけでなく世界各国のレコード会社、録音スタジオ、放送スタジオで信頼あるモニタースピーカーとして広く採用されています。
スピーカーが奏でる音楽を通して、精神の充足と魂の高揚をめざす。そうした高邁な信念のもとに、永い歳月をかけて、ひとつのユニットをじっくり磨き上げてきたタンノイ。その道程は、まさにもうひとつの音楽文化史、近代芸術史と言えるかもしれません。

Chatsworthエンクロージャーの製造(1958年)
コーナー型のChatsworthはデュアルコンセントリック「モニターレッド」12インチを搭載。ベンチ背面にあるエンクロージャー、マルチウェイバッフルは、1957年発表のPAスピーカーVertiLinearである。

貸部屋

1926年タンノイ社の歴史は この貸部屋から始まった

タンノイ社ブース

1935年ロンドンの展示会でのタンノイ社ブース

デュアルコンセントリックのオリジナルモデル

デュアルコンセントリックのオリジナルモデル
(1947〜1953)

チャーチル

1948年チャーチル氏の選挙でタンノイのPA装置が活躍 (右:タンノイ社リビングストン氏)

Royal Greetings

1952年Royal Greetings
エリザベス女王即位を世界に伝えたタンノイ

G.R.F.内部構造

往年の銘機G.R.F. 内部構造(1955)

デュアルコンセントリックドライバーの初代モデル、15インチ・モニターブラックが登場(後に12インチも登場)。アルニコマグネットを採用し、HFコンプレッションドライバーのホーンがLFコーンにつながる独自の形状により、従来にないレベルの忠実な再生能力を獲得。
シャーシの構造がよりオープンになり、クロスオーバー部を分離した改良版のモニターシルバーが登場。有名なオートグラフキャビネットに搭載。後にコーナー型G.R.F.に搭載された。
12インチ・モニターシルバー登場。初代カンタベリーエンクロージャーに搭載。
モニターレッド15インチ、12インチが登場(3年後に10インチ追加)。シルバーのパワーハンドリング性能を改良したもので、著名なモニターレッドキャビネットに搭載。
モニターゴールドシリーズが登場。小型のエンクロージャーに合わせやすいように若干能率を下げ、今日でも採用されている熱硬化樹脂成型リアチャンバー付きの新型コンプレッションドライバー搭載。モニターゴールド搭載のエンクロージャーとしては、それまでのエンクロージャーのほか、モニターゴールドエンクロージャー、ランカスター、IIILZが最も有名。
ハイパフォーマンスデュアル(HPD)シリーズが登場。ウレタンフォームウーハーエッジ、現在でも15インチプレステージドライバーに採用されているコーン背面の補強リブを採用。
HPD MK2モデルで、従来のアルニコに代わり、業界初のABF(異方性バリウムフェライト)マグネットを採用。とりわけ大型のバッキンガム/ウィンザーモニターが有名となる。
初のプレステージシリーズが登場。ウェストミンスター、GRFメモリー、スターリング、エジンバラでシリーズ構成され、日本のマーケットを席巻。
ウェストミンスターロイヤルが登場。アルニコマグネットへ回帰し、大型化され、バーチ合板を使ったエンクロージャーを採用。1年後にカンタベリー15、カンタベリー12が登場。
プレステージTWシリーズ(TW = Tulip Waveguide。日本国内ではテクノウェーブガイドとして紹介)が登場。スターリング、エジンバラ、GRFメモリー、ウェストミンスターはフェライトマグネットを採用。ウェストミンスターロイヤルとカンタベリーはアルニコマグネットが使用された。
フラッグシップモデル、キングダムが登場。18インチサブウーハー、12インチスーパーデュアル、1インチスーパーツイーターを搭載。小型化した15インチサブウーハー+12インチデュアルバージョンが1年後に、12インチサブウーハー+10インチデュアルモデルが2000年に登場。
ツインロールハードエッジ仕様のプレステージHE(ハードエッジ)シリーズが登場。
SACDなどのワイドバンドソースに対応するため、ST-100、ST-200スーパーツイーターが登場。プレステージシリーズのリスニング体験が更なる飛躍を遂げた。
オートグラフがHE化され、特別限定ミレニアム・モデルとして復活。
プレステージHEシリーズにサンドリンガム、ケンジントン、ヨークミンスターの3機種が追加。それぞれ8インチ、10インチ、12インチドライバーを搭載。
オートグラフミニ登場。史上最小の4インチデュアルコンセントリック搭載と、サイズからは想像できない雄大なサウンドが話題に。
プレステージシリーズがSE(スペシャルエディション)に進化。ウェストミンターロイヤル、カンタベリー、ヨークミンスター、ケンジントン、ターンベリー、スターリングの6モデル。高純度6N銅内部配線、選び抜かれたオーディオグレード部品を使用し、優れた透明感ある音色を実現。
フラッグシップモデル、キングダムロイヤルが登場。15インチサブウーハー、12インチデュアルコンセントリック、1インチマグネシウムスーパーツイーター搭載。6N-PCOCC内部配線、贅沢極まるネットワーク部品を使用し、新たにクライオ処理を採用。
プレステージGR (ゴールドリファレンス)シリーズが登場。ウェストミンスターロイヤル、カンタベリー、ケンジントンの3モデルは、マイラーエッジ採用コンプレッションドライバー、クライオ処理ネットワーク回路などキングダムロイヤルのテクノロジーを投入。ターンベリーとスターリングは、コンピューター解析とヒアリングテストで完成した最新のネットワーク回路技術を投入。圧倒的なクオリティーのエンクロージャー加工と細部の仕上げを誇るシリーズとなった。
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