英国タンノイ社独自の「デュアルコンセントリック(同軸2ウェイ)」ドライバーは、1947年の登場以来、レコーディングのプロフェッショナルから本格的なオーディオファイルまで、世界中で愛用され、高く評価され続けています。65年以上にわたるその歴史のなかで、最も革新的な設計変更を施したユニットを新たに搭載し、スピーカー設計における新たな地平を拓く真正なるレボリューション。それがRevolution XTシリーズです。
非常に優れた高域ディスパージョン特性(指向性の広さ)を備えた、新設計「オムニマグネット・デュアルコンセントリック」ドライバー、先鋭的な「ツインキャビティー結合バスレフシステム」により、音楽的表現力を格段に高めた低域再生能力、立ち上がりの早い低域を生み出すキャビネットと一体のベース部、定在波を抑えるトラペゾイド(台形)シェイプ、高度な新設計ネットワーク回路。ユニークなコンセプトに基づき、新しいテクノロジーをとりいれたRevolution XTは、コンパクトなブックシェルフから堂々たる8インチのフロア型モデルに至るまで、他の追随を許さない音楽的表現力の高さとずば抜けたダイナミックレンジの広さを誇ります。初めてのタンノイオーナーから、ベテランのオーディオファイルまで、あらゆる方にお勧めできるスピーカーです。
タンノイの伝統的なスピーカークラフトの真髄は、細部のフィニッシュワークに至るまで徹底されています。手作業で仕上げた上質なリアルウッド突き板(ミディアムオーク、またはダークウォルナット)、バッフル面の美しさを損なわないマグネット式グリル、精密感溢れるエッチングが施されたドライバーフレーム。そしてビス1本に至るまで刻まれた「TANNOY」のロゴ。伝統と革新が生み出す極上の音楽体験を、いまRevolution XTとともに。
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MO(ミディアムオーク)WL(ダークウオールナット)希望小売価格 160,000 円/台(税抜)
2015年2月1日発売
B(ピアノブラック)希望小売価格 176,000円/台(税抜)
2018年12月28日発売
フルレンジ帯域を再生する8インチ・デュアルコンセントリックに8インチサブウーハーを加えた2.5ウェイ構成、新設計ツインキャビティー結合バスレフシステム搭載の48.8lのエンクロージャーにより、34Hzまでの重低音再生、91dBの高能率、400Wの許容入力を誇り、ライブ音楽のスケールとダイナミクスをそのままに再現する音楽表現力を備えた、XTシリーズのフラッグシップ・フロアスタンディングモデル。
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MO(ミディアムオーク)WL(ダークウオールナット)希望小売価格 120,000 円/台(税抜)
2015年2月1日発売
B(ピアノブラック)希望小売価格 132,000円/台(税抜)
2018年12月28日発売
XTシリーズのトップを構成するフロアスタンディング2機種のうち、6インチのスリムタイプ。6インチ同軸+6インチサブウーハーの2.5ウェイ構成で、30.7lのツインキャビティー結合エンクロージャー、38Hzまでの低域再生能力を備え、XT 8F譲りのダイナミックレンジを誇ります。
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MO(ミディアムオーク)WL(ダークウオールナット)希望小売価格 140,000 円/ペア(税抜)
2015年2月1日発売
B(ピアノブラック)希望小売価格 154,000円/ペア(税抜)
2018年12月28日発売
タンノイの伝統的なユニット構成を継承し、オムニマグネット・デュアルコンセントリック1発を搭載したブックシェルフXT6は、ポイントソース(点音源)ならではの際立つ音像フォーカスと緻密な描写力を備え、リスナーのこだわりに応えます。
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MO(ミディアムオーク)WL(ダークウオールナット)希望小売価格 96,000 円/ペア(税抜)
2015年6月10日発売
B(ピアノブラック)希望小売価格 106,000円/ペア(税抜)
2018年12月28日発売
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音元出版 《ビジュアルグランプリ2018 ピュアオーディオ部会》
スピーカーシステム 部門(ペア10万円未満) 受賞 |
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音元出版 《ビジュアルグランプリ2017 SUMMER》
スピーカーシステム 部門(ペア10万円未満) 受賞 |
オムニマグネット・デュアルコンセントリックユニットを搭載した4 インチモデルです。リアバスレフタイプで、小型ながら、豊かな低音と点音源再生を両立し、リアスピーカーとしても最適です。
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MO(ミディアムオーク)WL(ダークウオールナット)希望小売価格 95,000 円/台(税抜)
2015年6月10日発売
B(ピアノブラック)希望小売価格 105,000円/台(税抜)
2018年12月28日発売
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音元出版 《ビジュアルグランプリ2018》
センタースピーカー 部門 受賞 |
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音元出版 《ビジュアルグランプリ2017 SUMMER》
センタースピーカー 部門 受賞 |
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音元出版 《ビジュアルグランプリ2017》
センタースピーカー 部門 受賞 |
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音元出版 《ビジュアルグランプリ2016》
センタースピーカー 部門 受賞 |
設置場所にも配慮した4インチモデルで、上位機種と同じテクノロジーを採用し、エッジ巻きボイスコイルのダブルウーハーを搭載。ボーカル再生にも妥協を排した作りのマルチチャンネル用センタースピーカーです。
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オムニマグネット・デュアルコンセントリック・ドライバー

XTの新しい「オムニマグネット・デュアルコンセントリック」ドライバーテクノロジーは、デュアルコンセントリックならではの優れた位相特性やポイントソース(点音源)による音像定位の良さを更なる高みに到達させ、タンノイのドライバー開発の歴史に輝かしい1ページを加えます。
リング状(=Torus)HFダイアフラムと弾頭型(= Ogive)フェイズプラグを組み合わせた新設計「トーラス・オージャイブ・ウェーブガイド」によって、従来の「TW(テクノウェーブガイド)」よりもHFユニットを前方に配置。HF/LFを1つのマグネットで駆動可能な、浅いワイドフレア形状のユニットが完成しました。ワイドフレア形状により、ウーファーコーンを伝って拡がるウェーブフロントは、よりスムーズかつハイスピード化され、ワイドで均一なディスパージョンパターンを実現。音像定位の良さと位相特性は更に向上し、自然で拡がりのある音質を獲得しています。また、低域の過渡特性も向上し、よりスムーズかつハイスピードな低域再生が可能になりました。
キャビネット・コンストラクション

ミニマルでシャープなスタイリングを持つXTのトラペゾイド(台形)シェイプは、音響工学から生まれた形状。平行面を無くすことで、キャビネット内部の定在波の発生を防ぎ、音質への悪影響を最小としています。XTのキャビネットにおける最大のポイントは、3年に及ぶ製品開発の成果である「ツインキャビティー結合バスレフシステム」(*)です。ユニット背圧のダンピングを2つのキャビティーで調整し、超低域から中域周波数のドライバー性能を最適化するテクノロジーです。このシステムにより、透明感溢れるクリアな中域再生と、オルガンの最低音に至るまで、引き締まったコントロールの効いた低域再生能力を両立させています。フロアスタンディングモデルでは、LFの音響エネルギーは、キャビネットとベースの間に設けられた、傾斜つきダウンファイアリングポートから室内に放射されます。音楽的な魅力に溢れる豊かな低域再生能力に加えて、定在波が発生しにくく、スピーカーの設置を容易にしています。
(*)ツインキャビティー結合バスレフシステム
豊かな低域再生のためには大容量エンクロージャーが必要です。しかし、いたずらに大容量にするとユニット背圧のダンピングが弱くなり、中域の質感が大きく劣化してしまいます。クリアな中域が得られる最適なサイズに第一キャビティーを設計し、内部バスレフポートで第2キャビティーに結合することで、豊かな低域再生に必要な容積を確保しています。中域から低域にかけての音楽的な「質」に影響する重要項目として、開発に3年をかけて完成したテクノロジーです。
スピーカーベースを標準装備

Miniを除く全モデルにスタイリッシュで堅牢なスピーカーベースを採用。設置の安定性を高め、低域をクリアに再生します。フロアスタンディングモデルに搭載されたスパイク機構は、上部からアクセスでき、設置後の高さ調節も簡単です。床を傷つけないスパイク受けを標準装備。
高品位クロスオーバーネットワーク
クロスオーバーネットワークは、高品位な低損失ラミネートコアインダクターなど、オーディオグレード部品を贅沢に使用し、内部配線には高純度シルバーコーティングOFC内部配線を採用。信号ロスを抑え、ソースに含まれる音楽的なニュアンスを余すところ無く再生します。
金メッキ仕上げのバイワイヤリング対応スピーカー端子

高級スピーカーケーブルを確実に接続でき、高い操作性を誇る金メッキ仕上げのバイワイヤリング対応スピーカー端子を採用。音質と操作性を優先する発想を徹底しています。
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