スーパーオーディオCD/DVDのディスクの再生では、その高速な回転により想像以上の振動が発生します。この振動はディスクの面振れのような状態を引き起こし、
データの正確な読み取りに対し悪い影響を与えます。VRDSターンテーブルでは、メカニカルに面振れを補正する構造であるため、高速回転時の悪影響を抑制することが可能になっています
。また高速回転はスピンドルの軸に対してもこれまで以上の剛性を要求します。VRDSメカニズムの心臓部ともいうべきターンテーブルセクションは、高精度、
高剛性な部品により支えられています。
回転ムラのないコアレス方式モーター
高速回転用に長寿命3相ブラシレス・スピンドルモーターを新開発。ネオジウムマグネットによる磁気回路は、幾度にも及ぶ磁場解析などの検証を経て完成しました。
磁気回路の最適化により、モーターの回転ムラを抑制するとともにモータードライブ電流の変動を少なくすることができ、オーディオ回路などの各部分への影響を減らしています。
新設計の高精度/軽量ターンテーブル
スーパーオーディオCDやDVDの再生では、これまでのCDに対して最大で約4.5倍近い回転数に及びます。この高速回転へ対応するため
P-01 / X-01 / UX-1
にはアルミニウムに対して比重が2/3のマグネシウムをターンテーブルの素材に選びました。マグネシウムは軽いことと同時に振動吸収性に優れた素材であるため、
ディスク回転時のディスクの不要な振動を軽減する働きもあります。ターンテーブルは優れた素材から高精度加工により作り出されています。
P-03 / X-03 / UX-3
では素材に航空機等にも使用されるジュラルミンを採用するとともに軽量かつ高精度に加工する新技術により精密成形されたターンテーブルを搭載。これによりディスク面振れを抑え
、応答性に優れた安定したデータ読み出しを可能としています。また、ターンテーブルは黒色着色により余分なレーザー光を吸収します。
スピンドル軸受けに精密ボールベアリングをペアで使用し、剛性と精度を飛躍的に向上
軸受け部に精密級ボーリベアリングをペアで使用し、ベアリング内輪に予圧をかけることにより、単体で使用したときのガタや軸ブレを大幅に抑制し使用しています。
これにより軸受け部の剛性を高め、回転精度、位置決め精度を飛躍的に高めています。これはディスク、ピックアップ間の位置関係の精度が高くなることを意味しており、
トランスポートとしての質に密接に関係します。
P-03ではNSK(日本精工株式会社)との共同開発により、VRDS‐NEOメカニズム専用に高精度加工された新開発セラミック・ボールベアリングを
スピンドル軸受け部に新たに採用、低速から高速まで滑らかで精度の高い回転制御を可能にしました。
ターンテーブル、スピンドル部を支えるSS400による重量級ブリッジ部
SS400によるブリッジ部は、20mmの厚さにも及ぶ超重量級です。精度と剛性を高めたターンテーブルやスピンドルであってもそれを支えるブリッジ部分がしっかりしていなければ、決して良い結果を得られません。その事柄を踏まえブリッジ部には十分すぎる剛性を持った部材を採用しました。また重量級ブリッジは5ミリ厚の鉄製底板に直結され、回転時にスピンドル部で発生する振動をその質量で大幅に減衰させます。
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