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ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ドヴォルザーク 交響曲第8番 / ブラームス 交響曲第3番  豊麗・優美なウィーン・フィルの響きを生々しく捉えた王道デッカ・サウンドの真髄。
エソテリック 独占販売

生産終了いたしました。流通在庫のみとなります。
(2011年1月26日)

品番:ESSD-90036
価格:3,143円(税抜)
レーベル:DECCA(英デッカ)
音源提供:ユニバーサルミュージック合同会社
ジャンル:交響曲

DSD MASTERING/
Super Audio CD層:2チャンネル・ステレオ[マルチなし]
CD層:ADD
美麗豪華・紙製デジパック・パッケージ使用

“Super Audio CD“と“DSD”は登録商標です。

エソテリックならではの妥協を排したSuper Audio CDハイブリッド盤

オリジナル・マスター・サウンドへの飽くことなきこだわりと、Super Audio CDハイブリッド化による圧倒的な音質向上で話題沸騰中のエソテリックによるデッカとドイツ・グラモフォンの名盤復刻シリーズ。発売以来LP時代を通じて決定的名盤と評価され、CD時代になった現代にいたるまで、カタログから消えたことのない名盤をオリジナル・マスターからリマスタリングし、初のSuper Audio CDハイブリッド化を実現しました。

一時代を画したカラヤンのデッカ録音プロジェクト

一昨年から生誕100年、没後20年と記念イヤーを迎え、さまざまな角度で再評価が進められているヘルベルト・フォン・カラヤン(1908〜1989)。レコード録音に対して終生変わらない情熱を持って取り組んだパイオニア的存在であり、残された録音もSP時代からデジタル録音まで、膨大な量にのぼります。

その中でカラヤンが一つの頂点を迎えたのは、1955年にベルリン・フィルの常任指揮者、翌1956年にザルツブルク音楽祭およびウィーン国立歌劇場の芸術監督に就任し、文字通りヨーロッパ・クラシック音楽界の「帝王」と目されていた時期でした。録音面でも、1950年代初頭から継続しているロンドンでのフィルハーモニア管とのEMIへの録音、ベルリン・フィルとは1959年からドイツ・グラモフォン、ウィーン・フィルとはデッカへの録音がスタートし、ちょうどステレオ録音が導入されて活気付いていたレコード市場を席巻する形になりました。中でも、名プロデューサー、ジョン・カルショーとのコラボレーションによって、ウィーン・フィルと進められたデッカへの録音では、スタンダードなシンフォニーのみならず、「ツァラトゥストラはかく語りき」や「惑星」のパイオニア的録音も含む多様なオーケストラ曲や綺羅星のような豪華キャストをそろえたオペラ全曲盤が続々と生み出されました。その中でも特に充実した演奏と評価の高い1961年録音のドヴォルザークの交響曲第8番とブラームスの第3番を1枚にカップリングいたしました。

ウィーン・フィルとの蜜月を刻印した優美な演奏

1959年秋にはウィーン・フィルとの日本も含むアジア、アメリカ、カナダへの大規模な演奏ツアーに同行、1960年のザルツブルク音楽祭では祝祭大劇場の柿落としで共演、また「ばらの騎士」の映像も収録するなど、カラヤンとウィーン・フィルとの関係が急速に接近していました。

当アルバムの2曲が録音された1961年は、5月にデル・モナコ、テバルディとの「オテロ」全曲盤、6月にレオンタイン・プライスとのクリスマス・アルバムという名盤を相次いで録音し、9月に国立歌劇場のシーズンが始まると、オペラ上演と平行してウィーン・フィルとは、当アルバムの2曲のみならず、「くるみ割り人形」、「ペール・ギュント」、「ジゼル」、「惑星」など、LPにして実に5枚分に相当する録音を集中的に行なっています(同じ時期の定期演奏会では録音曲目であるドヴォルザークの第8番を取り上げています)。

カラヤンにとっては初録音となった当アルバムの2曲にもその蜜月ぶりが存分に反映しており、カラヤンの颯爽たる指揮に敏感に反応しつつも、伸びやかに自らの音楽を奏でるウィーン・フィルの魅力的な響きが聴きものです。

最高の状態でのSuper Audio CDハイブリッド化が実現

デッカの常駐ホールだったウィーンのゾフィエンザールで行われたセッションは、ゴードン・パリーがエンジニアを担当し、ウィーン・フィルの特徴的な響きを生々しく捉えています。ドヴォルザークの第1楽章を導入するチェロとホルンの美しく溶け合った響きに始まり、エネルギッシュな第4楽章のクライマックスに至っても決して美観をはみ出さないのがウィーン・フィルならではでしょう。

カラヤンとしてはストレートな運びのブラームスでも、第2楽章の優美なクラリネット、第3楽章の憂いに満ちたチェロやコクのあるウィンナ・ホルンなど、随所にウィーン・フィルならではの魅力が光っています。この1961年9月〜10月のセッションのあと、RCAのために録音された「トスカ」と「カルメン」の全曲盤を除くと、ウィーン・フィルとは1965年までにLP2枚分を録音したにすぎず、1961年暮れから始まるベートーヴェンの交響曲全集、1963年に始まるブラームスの交響曲全集など、ベルリン・フィルとのドイツ・グラモフォンへの録音により大きな比重が置かれるようになっていきました。

「優美な歌と音色の魅惑に満ちた、カラヤンのウィーン時代の最高の成果の一つ」

『この時期のウィーンのカラヤンは、彼としてももっとも良い演奏を残した年代にいた。この《どぼっぱち》も、ずっと後のベルリンのより数段も上等な演奏である。ベルリンでの演奏の、技に溺れた、やけに強弱の差を強調した、それでいて甘い砂糖漬けのような気持ち悪さは、このウィーンの演奏からはいっさい聴こえてこない。豊かに歌うヴァイオリンはウィーン・フィルならではの妙音で、それがあってはじめてこの交響曲の甘美さが本物になるのだ。また御近所ボヘミアのカラー表出にも土地柄が出ている。』

(福永陽一郎、『レコード芸術別冊・クラシック・レコード・ブックVOL.1交響曲編』1985年)

『このウィーン・フィルとのドヴォルザークの8番は、高度なアンサンブルに加えて、優美な歌と音色の魅惑に満ちていた。カラヤンがウィーン国立歌劇場に在任して、ウィーン・フィルと緊密な仕事を続けていた時代の最高の成果の一つであると思う。その後の録音も見事だが、この演奏には華がある。』

(岩下眞好、『ONTOMO MOOK クラシック名盤大全・交響曲編』1998年)

『カラヤンのブラームス交響曲第3番には、ベルリン・フィルとのそれより、このウィーン・フィル盤の方が音楽性においてより高みに達している。愉悦感やロマンティックな表情がより魅力的で、構造の堅固さと柔軟さを併せ持つこの音楽本来の姿を明瞭に音化し得ている。カラヤンも作品を尊重し、オーケストラを信頼しきった芸術家本来の姿が感じられる。』

(寺本徹、『レコード芸術別冊・クラシック・レコード・ブックVOL.1交響曲編』1985年)

レコーディング中のカラヤン。

レコーディング中のカラヤン。

収録曲
アントニン・ドヴォルザーク(1841-1904)
交響曲第8番ト長調Op.88
1 I. Allegro con brio
2 II. Adagio
3 III. Scherzo: Allegretto grazioso
4 IV. Allegro ma non troppo

ヨハネス・ブラームス(1833-1897)
交響曲第3番へ長調Op.90
5 I. Allegro con brio
6 II. Andante
7 III. Poco allegretto
8 IV. Allegro
演奏
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
[録音]
1. 1961年9月29日〜10月8日/1963年9月
2. 1961年9月29日〜10月8日
ウィーン、ゾフィエンザール

日付はONTOMOMOOK「カラヤン 全軌跡を追う」所収「ヘルベルト・フォン・カラヤン完全ディスコグラフィ」(佐々木豊編)による。

[LP初出]
1. SXL-6169(1965年4月)
2. SET-231(1962年)

[日本盤LP初出]
1. SLC-1429 (1966年4月)
2. SLC-1285(1962年)

[オリジナル/レコーディング・プロデューサー]
ジョン・カルショー

[オリジナル/レコーディング・エンジニア]
ゴードン・パリー

[SACDプロデューサー]
大間知基彰(エソテリック株式会社)

[SACDディレクター]
石原一博(東京電化株式会社)

[SACDリマスタリング・エンジニア]
杉本一家(ビクター・クリエイティブ・メディア、マスタリング・センター)

[SACDオーサリング]
藤田厚夫(有限会社エフ)

[編集総括]
高橋宏明(東京電化株式会社)

[解説]
諸石幸生 / 浅里公三

[デザイン]
野村晴彦

[企画/販売]
エソテリック株式会社
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レコーディング中のカラヤン。ボスコフスキーの顔が見える。

レコーディング中のカラヤン。ボスコフスキーの顔が見える。