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好評により限定数量を完売いたしました。 (2010年4月1日)
精彩で色彩に富むアンセルメ極め付きの伝説の名盤 ファリャ バレエ音楽「三角帽子」/バレエ音楽「はかなき人生」より間奏曲と舞曲。
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精緻で色彩的な演奏で一時代を築いた名指揮者アンセルメ
スイスの名指揮者エルネスト・アンセルメ(1883.11.11-1969.2.20)は、ディアギレフ率いるロシア・バレエ団の指揮者として、
ストラヴィンスキー「兵士の物語」「うぐいす」「プルチネルラ」、ファリャ「三角帽子」、プロコフィエフ「道化師」、
サティ「パラード」などの20世紀前半の重要作を次々初演し、
また何よりもスイス・ロマンド管弦楽団の創設者(1919年)にして音楽監督としてこのオーケストラを世界的な存在に育て上げたことで知られます。
1946年から専属契約を結んだデッカ・レーベルへの膨大な録音を行い、フランス音楽、ロシア音楽、20世紀音楽、そしてドイツ・オーストリア音楽までを網羅。
その中には、優れた録音技術*(モノラル時代はffrr=full frequency range recording広帯域録音⇒ステレオ時代にはffss=full frequency stereo sound)と相まって、
LP時代に高い評価を得たものが多い。
* ffrr録音(full frequency range recording)
第二次大戦中、潜水艦をキャッチするためにデッカが海軍からの要請を受けて開発した画期的レコーディング・システムで、
従来の狭い音声帯域に変わって当時としては画期的な12,000ヘルツまでの再生を可能とした。)
アンセルメ極めつけのスペイン物
当アルバムは、数多いアンセルメの録音の中でも殊更評価が高く、LP時代を通じて「三角帽子」の代表盤とされていた歴史的名盤。1961年の録音で、
この曲の初演者アンセルメにとって1952年のモノ録音以来の3度目の録音であり、デビュー当時のテレサ・ベルガンサを起用している点も話題となりました。
ステレオ期のアンセルメ録音を一手に引き受けたプロデューサーのジェームズ・ウォーカーとデッカのステレオ録音の生みの親であるロイ・ウォレスが組んだ名録音です。
歌劇「はかなき人生」の間奏曲と舞曲は初出LPにカップリングされていたものです。
アンセルメ極めつけのスペイン物
「ステレオ初期からこの名演として知られた演奏です。《三角帽子》はアンセルメ自身が初演した作品であり、生命感あふれるリズムや、
巧妙な語り口と起伏ゆたかな展開力、そして鮮やかな陰影と色彩感など、これ以上の演奏はないだろうと思われるほどに堂に入った名演になっています。
野趣にとんだ民族色を実に生き生きとダイナミックに、しかも、ファリャの音楽の詩情を忘れることなく洗練されたタッチで描いており、
若きベルガンサの独唱も聴きものである。」。
(歌崎和彦/1998年刊「クラシック名盤大全 管弦楽曲編」)
日本では、「三角帽子」は、イギリス・オリジナル初出LPとは違う、ゴヤの絵を使ったジャケットで長らく親しまれており、
「恋は魔術師」とのカップリングでCD化されてからも、それを踏襲していました。今回のアナログディスク化にあたっては、
イギリス初出LPで使われた、夕暮れの広場にたたずむダンサーの絵によるデザインを採用しています。
デッカが愛用した伝説の名ホール、ヴィクトリア・ホールにおける名録音
アンセルメとスイス・ロマンド管弦楽団によるデッカへの録音は、基本的にオーケストラの本拠地であったジュネーヴのヴィクトリア・ホールで行われました。
19世紀にジュネーヴ駐留のイギリス総領事によって建立されたこのホールは、優れた音響を誇る上に、レコーディングにも最適でした。
デッカによる初めてのステレオ録音は、1954年5月13日にこのヴィクトリア・ホールで収録されたアンセルメ/スイス・ロマンドによるリムスキー・コルサコフの交響曲
「アンタール」で、それ以来、この伝説のホールで幾多の名録音が生み出されています。
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