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アンセルメとスイス・ロマンドのステレオ時代の定番「展覧会の絵」。精緻を極めた名演が、鮮度感溢れる極上のマスターからの理想的なマスタリングを経て鮮烈によみがえる。
エソテリック 独占販売

生産終了いたしました。流通在庫のみとなります。
(2013.10)

品番:ESSD-90086
仕様:Super Audio CDハイブリッド
価格:3,143円(税抜)
レーベル:英DECCA
音源提供:ユニバーサルミュージック合同会社
ジャンル:管弦楽曲

DSD MASTERING/
Super Audio CD層:2チャンネル・ステレオ[マルチなし]
美麗豪華・紙製デジパック・パッケージ使用

“Super Audio CD“と“DSD”は登録商標です。

Master Sound Works

精緻で色彩的な演奏で一時代を築いた名指揮者アンセルメ

スイスの名指揮者エルネスト・アンセルメ(1883.11.11-1969.2.20)は、ディアギレフ率いるロシア・バレエ団の指揮者として、ストラヴィンスキー「兵士の物語」「うぐいす」「プルチネルラ」、ファリャ「三角帽子」、プロコフィエフ「道化師」、サティ「パラード」などの20世紀前半の重要作を次々初演し、また何よりもスイス・ロマンド管弦楽団の創設者(1919年)にして音楽監督としてこのオーケストラを世界的な存在に育て上げたことで知られています。
1946年から専属契約を結んだデッカ・レーベルへの膨大な録音を行ない、フランス音楽、ロシア音楽、20世紀音楽、そしてドイツ・オーストリア音楽までを網羅。その中には、優れた録音技術(モノラル時代はffrr=full frequency range recording広帯域録音⇒ステレオ時代にはffss=full frequency stereo sound)と相俟って、LP時代に高い評価を得たものが数多くあります。

ステレオLP時代の定番「展覧会の絵」

当アルバムは、数多いアンセルメの録音の中でも殊更評価が高く、ステレオLP時代を通じて「展覧会の絵」の代表盤とされていた歴史的名盤です。録音魔だったアンセルメは、カラヤンと同様、録音技術の進歩に合わせて得意曲の再録音を積極的に行ないましたが、この「展覧会の絵」はその中でも極端な例で、1947年のロンドン響とのSP録音に始まり、スイス・ロマンド管とは1953年(モノラル)、1958年(ステレオ)、そしてこの1959年録音と12年間の間に4回も録音を重ねています。モノラル時代に一世を風靡したトスカニーニ盤などの熱血アプローチとは異なり、むしろ客観的な視点でラヴェルの精緻なオーケストレーションの妙を克明に描き出す冷静さに耳がひきつけられます。
「はげ山の一夜」「ホヴァンシチナ」前奏曲は1964年の録音ですが、日本では再発売以後、「展覧会の絵」とのカップリングが定番となりました。

最高の状態でのSuper Audio CDハイブリッド化が実現

アンセルメとスイス・ロマンド管弦楽団によるデッカへの録音は、基本的にオーケストラの本拠地であったジュネーヴのヴィクトリア・ホールで行なわれました。19世紀にジュネーヴ駐留のイギリス総領事によって建立されたこのホールは、優れた音響を誇るうえに、レコーディング・スタジオとしても最適でした。デッカによる初めてのステレオ録音は、1954年5月13日にこのヴィクトリア・ホールで収録されたアンセルメ/スイス・ロマンドによるR・コルサコフの交響曲「アンタール」で、それ以来、この伝説のホールで幾多の名録音が生み出されたのです。
特に1959年の「展覧会の絵」は、ステレオ期のアンセルメ録音を一手に引き受けたプロデューサーのジェームズ・ウォーカーとデッカのステレオ録音の生みの親であるロイ・ウォレスという名コンビが手掛けた録音で、指揮台の頭上に吊るしたデッカツリーといわれる3本のマイクロフォンのみで収録されたにもかかわらず、圧倒的な色彩感と空間性が再現されています。
今回のSuper Audio CDハイブリッド化に当たっては、これまでのエソテリック企画同様、使用するマスターの選定から、最終的なDSDマスタリングの行程に至るまで、妥協を排した作業が行われています。特にDSDマスタリングにあたっては、DAコンバーターとルビジウムクロックジェネレーターに、入念に調整されたエソテリック・ブランドの最高級機材を投入、また同社のMEXCELケーブルを惜しげもなく使用することで、貴重な音楽情報を余すところなくディスク化することができました。

「ラヴェルの精緻なオーケストレーションを再現」

『「展覧会の絵」でのアンセルメのテンポは遅めだが、それが絵画のシチュエーションを浮かび上がらせ、ラヴェルの精緻なオーケストレーションを再現するのに効果的。アンセルメは作品を劇的に解釈せず、むしろクールな眼で見つめる。彼の知的な解釈と豊かな人間性が結びついたところに独特の雰囲気を持った演奏が生まれた。イマジネーティヴな演奏ではないが、この曲の代表的な演奏にあげられる理由もそこにある。歌劇「ホヴァンシチナ」前奏曲と交響詩「はげ山の一夜」についても同じである。』

(高橋昭、『レコード芸術別冊・クラシック・レコード・ブックVOL.2管弦楽曲編』、1985年)

『アンセルメの「展覧会の絵」が悪いはずはない。アンセルメは音楽の流れを誇張せずに、むしろなめらかに展開する指揮者で、リズム感はあくまでも鋭いが、音楽の変化の運営の実にうまい人である。この「展覧会の絵」にしても「ホヴァンシチナ」にしても、他の誰の指揮したものよりもロシアが気分としても色としても生かされているのに驚く。スラヴ人の血をアンセルメは音楽を通じて、肌にじかに感じていたのだろう。』

(村田武雄、『レコード芸術別冊・不朽の名盤1000』、1983年)

収録曲
モデスト・ムソルグスキー
組曲「展覧会の絵」(編曲:モーリス・ラヴェル)
1: プロムナード〜小人
2: プロムナード〜古城
3: プロムナード〜チュイルリーの庭〜ブイドロ
4: プロムナード〜殻をつけたひなの踊り〜ザミュエル・ゴールデンベルクとシュムイレ
5: リモージュの市場〜カタコンブ:ローマ時代の墓〜死者とともに死者の言葉で
6: 鶏の足の上に建つバーバ・ヤーガの小屋〜キエフの大きな門
7: 交響詩「はげ山の一夜」
(編曲:ニコライ・リムスキー=コルサコフ)
8: 歌劇「ホヴァンシチナ」
前奏曲(モスクワ河の夜明け)

(補完・編曲:ニコライ・リムスキー=コルサコフ)

演奏
スイス・ロマンド管弦楽団
指揮:エルネスト・アンセルメ
[録音]

1959年11月1日、4日、7日(1-6)、
1964年4月4日〜5月3日(7,8)、
ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホール

[日本盤LP初出]

LY-3(1959年12月)、SLC-1390(1965年2月)

[オリジナル/プロデューサー]

ジェームズ・ウォーカー(1-6)、
マイケル・ブレムナー(7,8)

[オリジナル/レコーディング・エンジニア]

ロイ・ウォレス(1-6)、
ジェームズ・ロック(7,8)

[SACDプロデューサー]

大間知基彰(エソテリック株式会社)

[SACDリマスタリング・エンジニア]

杉本一家(ビクタークリエイティブメディア株式会社 マスタリングセンター)

[SACDオーサリング]

藤田厚夫(有限会社エフ)

[解説]

諸石幸生 中村 靖

[企画協力]

東京電化株式会社

[企画/販売]

エソテリック株式会社

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