ESOTERIC.jp HOME
ESOTERICブランドトップへ
TANNOYブランドトップへ
avantgardeブランドトップへ
VPI industries Inc.ブランドトップへ
WBTブランドトップへ
van den Hulブランドトップへ
STRESSLESS®ブランドトップへ
Copyright © ESOTERIC COMPANY All Rights Reserved.
HOME About ESOTERIC Technology System Products Support English
モーツァルト:後期交響曲集(第25・29・31・35・36・38-41番)

エソテリック独占販売

生産終了いたしました。流通在庫のみとなります
(2016年1月)

品番:ESSG-90130/32(3枚組)
仕様:Super Audio CDハイブリッド
定価:9,429円+税
POS:4907034 220496
レーベル:DG(ドイツ・グラモフォン)
音源提供:ユニバーサルミュージック合同会社
ジャンル:交響曲

DSD MASTERING/
Super Audio CD層:2チャンネル・ステレオ[マルチなし]
美麗豪華・紙製デジパック・パッケージ使用
3枚組ボックスセット

“Super Audio CD“と“DSD”は登録商標です。

Master Sound Works

ベーム&ベルリン・フィルの最高の成果

生前はウィーン・フィルやベルリン・フィルから神のように崇められ、カラヤンと人気を二分したオーストリアの名指揮者カール・ベーム(1894-1981)。音楽を流麗に磨き上げるカラヤンの派手な音楽作りと比べて、素朴で質実剛健・愚直なまでに音楽に忠実なベームの音楽は、ドイツ・オーストリアのクラシック演奏の本質を伝えるものとして高く評価されていました。特に1960年代まではまさに「ベームの全盛期」とされ、その演奏の圧倒的な燃焼度は、聴く者に大きな感銘を与えてくれました。戦前から録音には積極的だったベームですが、その全盛期の充実を捉えたオーケストラ録音は、1950年代から1960年代にかけてベルリン・フィルと録音した一連のドイツ・グラモフォン盤に集約されているといえるでしょう。ベートーヴェンの「運命」「ミサ・ソレムニス」、ブラームスの交響曲第2番、レーガーのモーツァルト変奏曲などのモノラル録音に続いて着手された、ステレオ録音によるベートーヴェン「英雄」「第7番」とブラームス「第1番」の交響曲3曲、そして1960年代のモーツァルトおよびシューベルトの交響曲全集は、この時代のベームとベルリン・フィルの最高の成果といえる名盤ぞろいです。

ステレオによる初のモーツァルト交響曲全集

この中で、1958年録音のブラームスの交響曲第1番は、2010年に当シリーズでSuper Audio CDハイブリッド化され好評をいただきましたが、今回はベームが1959年から1968年まで9年をかけて収録したモーツァルトの交響曲全集から、後期交響曲9曲がSuper Audio CDハイブリッド化されることになりました。モーツァルトの交響曲全集は、1955年〜56年にラインスドルフがロイヤル・フィルとウェストミンスターに全曲録音を成し遂げていましたが、モノラル/ステレオ混交だったラインスドルフ盤に対して、ベーム盤は初の全曲ステレオによる全集となったのでした。指揮棒を持ったベームを捉えたモノクロの写真に、モーツァルトのサインとK番号、そしてドイツ・グラモフォンの黄色い額縁の中に「MOZART・KARL BÖHM」という文字と曲目を記したシンプルな統一ジャケット・デザインは、当時のモーツァルト・ファンが熱望するLPでもありました。

モーツァルト指揮者ベームの真骨頂

「モーツァルト指揮者」としてのベームの名声はすでにドレスデン国立歌劇場をひきいていた1930年代に確立されており、その後ウィーン国立歌劇場に移ってからは、戦中・戦後の伝説的なモーツァルト・アンサンブルを築き上げています。交響曲の録音もすでにSP時代から手掛けており、ウィーン・フィルとは第25番・35番・41番をEMIに、モノラルLP時代には第36番・38番をデッカに録音し、さらにコンセルトヘボウ管と39番〜41番を録音するなど、レコード面でも高く評価されていました。ベームは、19世紀生まれでありながらも、感傷的なロマン主義とは一線を画し、「新即物主義(=ノイエ・ザハリッヒカイト)」とも称された、テンポの恣意的な伸縮のない、拍節感が明確なモーツァルト解釈は、20世紀後半のモーツァルト演奏の本流を体現したものといえるでしょう。第1楽章の序奏や緩徐楽章、メヌエット楽章のトリオでは比較的遅めのテンポを採り、提示部や展開部の繰り返しは基本的に行わない(第40番の第1楽章の提示部のみ繰り返しあり)のも、この時代のモーツァルト演奏様式の特徴といえるでしょう。すでにカラヤン時代に入っていたベルリン・フィルが、ベームの緻密な統御のもと、流麗なカラヤン・サウンドとは異なり、前任者のフルトヴェングラー時代を思わせる蒼古で骨太な響きを取り戻しているのも大きな聴きもの。ベームはこのモーツァルト全集と並行して、「魔笛」全曲(1964年)やシューベルトの交響曲全集(1963〜71年)という名盤をベルリン・フィルと残しており、いずれもベームにとって最も体力・気力充実した時期の決然たる音楽作りを刻印しています。

最高の状態でのSuper Audio CD ハイブリッド化が実現

この録音が行なわれたベルリンの閑静なダーレム地区にあるイエス・キリスト教会は、第2次大戦後にその優れた音響が見いだされ、録音に適したホールが少ないベルリンの中で、録音会場として重用されるようになりました。特にドイツ・グラモフォンによるフルトヴェングラーやフリッチャイの録音以後、幾多の名盤がこの教会で生み出されてきています。天井が高く大きな空間であるにもかかわらず響き過ぎず、肌理細やかな透明感が保たれるため、細部までおろそかにしないベームの解釈には理想的な録音会場といえるでしょう。収録を担当したのは、ギュンター・ヘルマンス、ハンス=ペーター・シュヴァイクマンらドイツ・グラモフォンの名トーンマイスター3名で、この教会の音響特性を知り尽くしているがゆえに、録音時期とエンジニアが異なっても、ベルリン・フィルの深い響きを余すところなく捉えた統一感のあるサウンドで収録されています。デジタル初期からOriginalsも含め何度もCD化されてきた名盤であり、第40番・第41番については2011年に一度Super Audio CDシングルレイヤー化され、そのたびにリフレッシュされてきました。そして今回改めてオリジナル・マスターをもとにDSDリマスタリングが施されることで、さらに鮮明かつ新鮮なサウンドで、全盛期のベーム+ベルリン・フィルの響きを味わうことが可能となりました。

「オリジナル楽器によるモーツァルトが出現する前の、モーツァルト演奏の一つの基準を打ち立てた名演奏」

「ベームとBPOによるモーツァルトの演奏には、当然のことながら、彼がVPOを指揮した時のそれとはちがった魅力がある。そこにはたくまずして一本のたくましい線が描き出されていく。それはすなわちBPOの音楽性そのものでもあるのだろう。ここにきくような若きモーツァルトの作品でも、ベームはかなり重厚に再現をするのだが、それが少しも重苦しいものになっていないのは、彼の適切なセルフコントロールもさることながら、BPOの表現力豊かな音楽性によっている部分も、決して少なくはない。」

(レコード芸術別冊『クラック・レコード・ブックVOl.3 交響曲編』、1985年)

「骨太のがっちりした音楽がつくられているものの、粗雑ではなくて、きめ細やかな表情も持っている。テンポが総体的におそめなことも、こうした表情と無関係ではない。なかでも緩徐楽章やメヌエットのトリオなどは絶品である。そして、ベルリン・フィルを使いながらも、ベームはそこからウィーン的なものを引き出している。これはベームのきびしい要求でもあっただろうが、同時にまたベームの人徳ともいえそうである。これはたしかにベームの貴重な遺産である。」

(レコード芸術別冊『クラック・レコード・ブックVOl.3 交響曲編』、1985年)

「引き締まって密度の高い響き、古典的な均整と格調を尊んだベームならではの演奏で、モーツァルトの音楽に求められる推進力も含めて、充実した聴きごたえをもたらしている。《リンツ》では、あたかもオペラのような生気にとんだ進行が快適。一方第39番では重厚かつ豊潤な第1楽章の長い序奏部からすでに、シンフォニックな腰のすわった演奏で魅了する。ベームのモーツァルトでは、必要以上に管楽器を抑えることをせず弦と対等に扱っていることが、流麗さのみに偏らない特別の覇気と輝きを生むのである。」

(レコード芸術別冊『クラック・レコード・ブックVOl.3 交響曲編』、1985年)

「策を弄せず、淡々と作品に立ち向かい、ベームならではの職人芸に徹したモーツァルトで、全体から細部に至るまで徹底したプロの至芸が繰り広げられており、今なお頂点に聳え立つ演奏として輝き続けている。作品を見据える視線が無垢で純粋であること、演奏という行為を自己のアピールではなく、作品本来の姿を浮き彫りにすることに徹した仕事ぶり、そして愛情がモーツァルトの喜びに聴き手を浸らせてくれる。不滅の名盤。」

(『ONTOMO MOOK クラシック不滅の名盤1000』、2007年)

「オリジナル楽器によるモーツァルトが出現する前の、モーツァルト演奏の一つの基準を打ち立てた名演奏。当時のベームの覇気、そしてモーツァルトはこのように演奏するものだという確信がひしひしと伝わってくる。ベームはまったく小細工を弄することなく、モーツァルトの作品をその演奏の歴史にのっとった形で説得力豊かに歌いあげる。今日よりもずっとドイツ的な色彩を色濃くとどめていたベルリン・フィルの質感が質実剛健な彼の音楽に立体感をもたらす。」

(『クラシック名盤大全 交響曲編』、1998年)

モーツァルト:後期交響曲集(第25・29・31・35・36・38-41番)

収録曲
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
DISC 1 [ESSG-90130]
交響曲 第25番 ト短調 K. 183
1. 第1楽章: アレグロ・コン・ブリオ
2. 第2楽章: アンダンテ
3. 第3楽章: メヌエット〜トリオ
4. 第4楽章: アレグロ
交響曲 第29番 イ長調 K. 201
5. 第1楽章: アレグロ・モデラート
6. 第2楽章: アンダンテ
7. 第3楽章: メヌエット〜トリオ
8. 第4楽章: アレグロ・コン・スピーリト
交響曲 第31番 ニ長調 K. 297《パリ》
9. 第1楽章: アレグロ・アッサイ
10. 第2楽章: アンダンテ
11. 第3楽章: アレグロ
DISC2 [ESSG-90131]
交響曲 第35番 ニ長調 K. 385《ハフナー》
1. 第1楽章: アレグロ・コン・スピーリト
2. 第2楽章: アンダンテ
3. 第3楽章: メヌエット〜トリオ
4. 第4楽章: フィナーレ(プレスト)
交響曲 第36番 ハ長調 K. 425《リンツ》
5. 第1楽章: アダージョ〜アレグロ・スピリトーソ
6. 第2楽章: アンダンテ
7. 第3楽章: メヌエット〜トリオ
8. 第4楽章: プレスト
交響曲 第38番 ニ長調 K. 504《プラハ》
9. 第1楽章: アダージョ〜アレグロ
10. 第2楽章: アンダンテ
11. 第3楽章: フィナーレ(プレスト)
DISC3 [ESSG-90132]
交響曲 第39番 変ホ長調 K. 543
1. 第1楽章: アダージョ〜アレグロ
2. 第2楽章: アンダンテ・コン・モート
3. 第3楽章: メヌエット(アレグレット)〜トリオ
4. 第4楽章: フィナーレ(アレグロ)
交響曲 第40番 ト短調 K. 550
5. 第1楽章: モルト・アレグロ
6. 第2楽章: アンダンテ
7. 第3楽章: メヌエット(アレグレット)〜トリオ
8. 第4楽章: アレグロ・アッサイ
交響曲 第41番 ハ長調 K. 551《ジュピター》
9. 第1楽章: アレグロ・ヴィヴァーチェ
10. 第2楽章: アンダンテ・カンタービレ
11. 第3楽章: メヌエット(アレグレット)〜トリオ
12. 第4楽章: モルト・アレグロ
演奏
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮: カール・ベーム
[録音]

1959年10月(第35番《ハフナー》・第38番《プラハ》)、1961年12月(第40番)、1962年3月(第41番《ジュピター》)、1966年2月(第31番《パリ》・第36番《リンツ》・第39番)、1968年2月&3月(第25番・第29番)、ベルリン、イエス・キリスト教会

[初出]

138112(第35番《ハフナー》・第38番《プラハ》)、138 815(第40番・第41番《ジュピター》)、139159(第31番《パリ》)、139160(第39番・第36番《リンツ》)、139406(第29番)、 [日本盤初出]SLGM-26(第35番《ハフナー》・第38番《プラハ》)、SLGM-1093(第40番・第41番《ジュピター》)、SLGM‐1364(第39番・第36番《リンツ》)、SLGM-1367(第31番《パリ》)、SMG-2067(第29番)

オリジナル・レコーディング

[エクゼクティヴ・プロデューサー]

オットー・ゲルデス(第25番・第29番・第36番《リンツ》・第39番)、Dr.ハンス・ヒルシュ(第31番《パリ》)、エルザ・シラー(第35番《ハフナー》・第38番《プラハ》・第40番・第41番《ジュピター》)

[レコーディング・プロデューサー]

ヴォルフガング・ローゼ

[バランス・エンジニア]

ギュンター・ヘルマンス(第25番・第29番)、ハンス=ペーター・シュヴァイクマン(第31番《パリ》・第36番《リンツ》・第39番)、ヴァルター・アルフレート・ヴェットラー(第35番《ハフナー》・第38番《プラハ》・第40番・第41番《ジュピター》)

[Super Audio CDプロデューサー]

大間知基彰(エソテリック株式会社)

[Super Audio CDリマスタリング・エンジニア]

杉本一家(ビクタークリエイティブメディア株式会社 マスタリングセンター)

[Super Audio CDオーサリング]

藤田厚夫(有限会社エフ)

[解説]

諸石幸生 石井宏 ハインツ・ベッカー(石井宏 訳)

[企画/販売]

エソテリック株式会社

[企画/協力]

東京電化株式会社

エソテリック特約店にてお求め下さい。

エソテリック特約店につきましては弊社ホームページの「製品展示・販売店のご案内」または「AVお客様相談室」へお問い合せください。

製品展示・販売店のご案内はこちら

尚、一部特約店では取り扱いをしていない場合がありますので、ご了承ください。