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生産終了いたしました。流通在庫のみとなります。 (2011年1月7日)
| 品番: | ESSE-90043 |
| 仕様: | Super Audio CDハイブリッド |
| 価格: | 3,300円(税抜 3,143円) |
| レーベル: | EMI CLASSICS |
| 音源提供: | 株式会社EMIミュージック・ジャパン |
| ジャンル: | 交響曲 |
| DSD MASTERING/ |
| Super Audio CD層: | 2チャンネル・ステレオ[マルチなし] |
| CD層: | ADD |
美麗豪華・紙製デジパック・パッケージ使用 歌詞対訳付き |
“Super Audio CD“と“DSD”は登録商標です。 |
エソテリックならではの妥協を排したSuper Audio CDハイブリッド盤
オリジナル・マスター・サウンドへの飽くことなきこだわりと、Super Audio CDハイブリッド化による圧倒的な
音質向上で話題沸騰中のエソテリックによる名盤復刻シリーズ。発売以来LP時代を通じて決定的名盤
と評価され、CD時代になった現代にいたるまで、カタログから消えたことのない名盤を高音質マスターか
らDSDマスタリングし、初のSuper Audio CDハイブリッド化を実現しています。
今回、ついに名門EMI CLASSICSの名盤が初登場します。
マーラーの直弟子クレンペラーが最晩年に師匠に捧げた名演
20世紀最大の指揮者の一人、オットー・クレンペラー(1885-1973)は、ブルーノ・ワルターやウィレム・メンゲルベルクらと並び、マーラーの作品を世に広めた第1次世代に属します。クレンペラーはマーラーがウィーン宮廷歌劇場時代に親交を結び、マーラーからの推薦状を得たことによって指揮者としてのキャリアが開けたことで、生涯感謝の念を抱きその音楽を演奏し続けました。
録音面では、交響曲第2番「復活」と「大地の歌」のLP初録音(ウィーン響、1951年、米VOX)を成し遂げたのみならず、EMIにも1960年代に交響曲第2番、第4番、第7番、第9番、そして「大地の歌」の名盤を残しています。クレンペラーのマーラー解釈は、ワルターやメンゲルベルクのそれとは異なり、濃厚な感情表現にはきっぱりと背を向け、作品への陶酔を厳しく拒否し、あくまでも覚醒した目で古典的様式の範疇で作品を捉えているのが大きな特徴です。
1960年代のクレンペラーの頂点を刻印した「大地の歌」
クレンペラーは1961年4月にフィルハーモニア管弦楽団の演奏会で「大地の歌」を取り上げ、その3年後の1964年2月に演奏会と同じクリスタ・ルートヴィヒ(メッゾ・ソプラノ)、フリッツ・ヴンダーリッヒ(テノール)という2人の名歌手を起用して録音セッションを開始しました。しかし同年5月、フィルハーモニア管弦楽団のオーナーで、EMIのプロデューサーでもあったウォルター・レッグが同管を解散し、自主運営のニュー・フィルハーモニア管弦楽団として再スタートしたことで録音がいったん中断、ようやく1966年7月になって完成しました。
クレンペラーの冷徹なコントロールのもと、オーケストラの細部の明晰さは異常なほどで、特に両翼配置のヴァイオリンの中でも第2ヴァイオリン・パートの表現力が雄弁で、それは第2ヴァイオリンに独立性を与えたマーラーのオーケストラ書法に適うものでもあります。またオーボエを中心とする名手ぞろいの木管パートの冴え冴えとした響きは金管や弦にかき消されることはなく、ハープやマンドリンが随所で明確な彩りを添えています。
マーラーの中では文学的な色彩の濃い作品であるにも関わらず、音の響きのみで勝負するクレンペラーならではの独自の解釈といえるでしょう。クレンペラーが作り出すその大きな器の中で、バーンスタイン(1972年、ソニー)、カラヤン(1973年〜1974年、DG)と巨匠たちと立て続けに「大地の歌」を録音し、マーラー歌手として比類ない業績を残したルートヴィヒの深々とした美声、この録音の完成の年に36歳の若さで急逝することになるヴンダーリッヒの絶唱を堪能するこができます。
最高の状態でのSuper Audio CDハイブリッド化が実現
録音は約2年半にわたっていますが、キングスウェイ・ホールとアビーロード・スタジオという、当時EMIがオーケストラ録音に常用していた会場で収録されたため、響きの違和感がありません。名手ぞろいのオーケストラからクレンペラーが引き出す独特の声部バランスを見事に捉えた録音です。
デジタル初期から早々にCD化され、HS2088やartマスタリングなど、何度もリマスターされている名盤ですが、今回改めてオリジナル・マスターからのDSDリマスタリングが施され、これまでにない鮮明かつ新鮮なサウンドで蘇っています。
「マーラー晩年の寂寞とした世界を描ききった感動的名盤」
『この「大地の歌」は、現役盤中でも最高の名演にランクされる。クレンペラーの棒は情に流されず、全体の見通しの上に立った重厚な表現で、有無を言わせぬ強力な説得力を持って迫る。ルートヴィヒの深々とした味わいに満ちた歌唱は、かのワルター盤におけるフェリアー以来の名唱といえる。ヴンダーリッヒのテノールも、若々しい気合いにあふれ最上の出来を示している。』
(出谷啓、『レコード芸術別冊・クラシック・レコード・ブックVOL.1交響曲編』1985年)
『しっかり大地を踏み締めて慎重に歩みをすすめてゆくようなアプローチで、マーラーの錯綜したドラマティックなスコアから音楽としての感動を生みだすことに成功している。特に最後の〈告別〉の静かに重く暗く沈んでゆくような孤独の表出は素晴らしい。この1枚は、ルートヴィヒとヴンダーリッヒの名唱もふくめて、クレンペラーの武骨なまでの誠実さが見事にマーラー晩年の寂寞とした世界を描ききった感動的名盤である。』
(吉松隆、『ONTOMO MOOK クラシック名盤大全・交響曲編』2000年)
『作品に耽溺することなく、かなり客観性を感じさせる表現ながら、それでいて一つ一つの音に強い説得力を持たせた重厚な演奏にしている。オーケストラが改組される時期の録音だが、そのオケがまたまことに充実している。もちろん若きルートヴィヒと事故で急逝する直前のヴィンダーリッヒの独唱も魅力的の一語に尽きる。』
(福本健、『レコード芸術選定・クラシック不滅の名盤』2007年)
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| 収録曲 |
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| 演奏 |
フィルハーモニア管弦楽団、 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 指揮:オットー・クレンペラー フリッツ・ヴンダーリッヒ(テノール) クリスタ・ルートヴィヒ(メッゾ・ソプラノ)
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フリッツ・ヴンダーリッヒ/クリスタ・ルートヴィヒ
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[録音]
1964年2月19日〜22日 :ロンドン、キングスウェイ・ホール(ルートヴィヒ) 1964年11月7日〜8日(ヴンダーリッヒ) 1966年7月6日〜9日(ルートヴィヒ) :ロンドン、アビーロード・スタジオ1 |
[LP初出]
[日本盤LP初出]
[オリジナルレコーディング/プロデューサー]
[オリジナルレコーディング/エンジニア]
[SACDプロデューサー]
[SACDリマスタリング・エンジニア]
| 杉本一家(ビクター・クリエイティブ・メディア マスタリング・センター) |
[SACDオーサリング]
[解説]
[企画協力]
[企画/販売]
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オットー・クレンペラー(左)とクリスタ・ルートヴィヒ(右)
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