ポーランドのオーディオ誌・Magazyn Audio誌において、Grandioso C1XとM1Xのレビューが掲載されました。
(日本語訳・抜粋)
日本のオーディオ機器といえば、普及価格帯を連想する人がいまだに多いのは、驚くにはあたらない。20世紀後半における「日本らしさ」の支配は、その時代はとっくに終わったとはいえ、いまだに見方や嗜好を投影しているのかもしれない。しかし、だからこそ、日本のHi-Fi文化や技術の別の流れが、よりはっきりと浮かび上がってきているのだ。今日、そこからは珍しい高級機器が続々と届いている。
日本の特殊性と完成度の高さはほとんどすべてのカテゴリーに見られるが、特にアンプ部門では完璧に開花している。さらに、ここでは興味深い差別化が見られる。それは真空管アンプとソリッドステート・アンプであり、後者を一貫して追求しているのがEsotericである。
Grandioso C1X/M1Xは、技巧的でも筋肉質でも高貴でもない。それはまるで、何も怒らせたくない、誇張したくない、何も力みたくない、何も偽りたくないかのようだ。そして、その音はあらゆる面で信頼でき、バランスが取れ、厳密な意味でのダイナミクスと正確さに基づいているのだ。Esotericの音はバズったり過激になったりすることがなく、そのポテンシャルは常に、無限のパワーと模範的な忠実度を実際に提供してくれる事である。