Amplifier

 

Grandioso C1X

Two Evolutions – Attenater / Amplifier Module
– これからのESOTERICアンプの方向性を決定づける新技術を投入 –

ESOTERICが求めるプリアンプのあるべき姿 — ピュアな音質と自在な使い易さ — この二つの課題を両立するため、新たに独自の回路構成のアッテネーターモジュール「Ultra Fidelity Attenuator UFA-1792」を開発。固定抵抗の切り替えによるメカニカルなアッテネーター回路が持つダイレクトでピュア音質と、可変抵抗によるアッテネーター回路が持つ忠実かつ自在な音量調整という二つの特長を併せ持つUFA-1792を、ESOTERICのアイデンティティでもあるデュアルモノ、フルバランス回路に搭載。
刷新されたクアッド回路はオーディオ信号の左右、正負の独立性を極めて高い次元で実現し、UFA-1792による優れた音質と0.1dB × 1,000ステップという非常に滑らかかつ正確な音量調整によって、全ての音領域がスイートスポットといえるプリアンプがここに完成しました。

 
Esoteric

出力アンプおよび入力アンプにはモジュール化した新開発のディスクリート・アンプモジュール「Integrated Discrete-Amplifier Module IDMー01」を採用。回路を構成するパーツを自由に選定可能なディスクリート構成と最短距離で回路を構成できるモジュールのそれぞれの利点を兼ね備え、今後のESOTERICアンプの中軸となるアンプモジュールとして、一貫したESOTERICのダイナミックかつ繊細な音を提供します。確実にパワーアンプをドライブ。入出力のバッファー回路の直近にはEDLCアレイによる安定化電源を搭載。高い瞬発力と揺るぎない低域を可能とし、プリアンプとパワーアンプ間で音楽のダイナミズムを残すことなく伝え切り、息を呑むほどのリアリティーで再現します。
さらに、ES-LINK Analog出力を搭載し、Grandioso M1とES-LINK Analogに対応したXエディションのパワーアンプをバイアンプ接続することも可能です。
※EDLC = Electric Double-layer Capacitor

Grandioso M1

音楽のダイナミクスを極限まで増幅する
2400W/1Ωのパワーリニアリティ

スピーカーのインピーダンスは、再生する周波数の変化に伴って、めまぐるしく変化しています。打楽器の衝撃と直後の静寂、連続する重低音など、インピーダンスが急激に下降し、ほとんど無負荷に近い状況が生まれることも珍しくありません。こうした負荷状況の激変に対して、つねにリニアに追随する電流供給能力がなければ、音楽のダイナミクスを表現し切ることはできません。
Grandioso M1は電流供給能力の源となる電源部に最大限の物量を投入し、8Ω負荷時300Wから1Ω負荷時に2400Wまで、理論値どおりのパワーリニアリティを達成。いかなる音量レベルにおいても音楽のダイナミクスを忠実に再生します。

 
Esoteric

ESOTERICパワーアンプの核を成す、大容量カスタム電源トランス

Grandioso M1の驚異的なリニア・ハイパワーのパフォーマンスを決定付けているのが強力な電源部の設計です。とりわけ電源トランスは、アンプのサウンド・デザイン上も最も重要なファクターであると、ESOTERICは考え続けてきました。パワーアンプ Grandioso M1の圧倒的なパワーを支え、芳醇な音質の要となるカスタム電源トランスは、質量約18kg、コアサイズ3057VAの超大型トロイダルコアトランス。ESOTERICの伝統にのっとり、音質にこだわリを尽くしたベアマウント(ケースなしでマウント)仕様です。一次側から二次側へと瞬時に電力供給できるトランスの性能を最大限に活かすため、電源部のコンデンサーは、3,300μF×12パラレルで構成し、電圧チャージ時間を短くすることで、ハイスピードな音質に貢献しています。

Grandioso F1

次世代のシリコンカーバイドMOSFET「ESOTERIC MODEL200」

音質の優れたディスクリートパーツは年々入手が難しくなりつつあります。自社一貫生産にこだわるESOTERICは、ブランドのプライドをかけ、新日本無線(株)とのコラボレーションにより、厳しい音質基準と性能を満たす自社専用MOSFETデバイスの開発に着手。2年あまりの歳月を費やし、ブランド初の自社専用MOSFET となるESOTERIC MODEL200を完成させました。 ESOTERIC MODEL200は、次世代のパワーデバイスと評価の高いハイテク素材、シリコンカーバイド(SiC)を使ったパワーアンプ出力段専用MOSFETデバイスです。

 
Esoteric

一般的なシリコンデバイスと比較して、低容量・低損失のため、瞬間最大150A、連続78Aという驚異的な電流許容特性をベンチマーク。立ち上がりの早い大電流を自在に制御できるため、低域の駆動能力に優れ、力強い音楽再生を支えます。また、トランジェントレスポンス(過渡応答特性)が大幅に改善されたことにより、高域も付帯音が極めて少なく、どこまでも伸びやかで瑞々しい表現力を誇ります。刻々と変化する音楽のダイナミクスに、力強く、そして柔軟に、極めて自然に追随する、まさにフラッグシップに相応しい理想的なMOSFETデバイスです。