Speaker

Kensington/GR

伝統が育んだモダンビューティー。
ケンジントンに聴く熟成の音、洗練の美。

Kensington/GR
Kensington/GR

Speaker

Kensington/GR

特長

タンノイが新たな一章を迎えた
プレステージ・ゴールドリファレンス
Kensington/GR

タンノイの正統なる本流を担うプレステージシリーズは、ゴールドリファレンス(GR)の名のもとに新たな幕をひらきました。1967年の「モニターゴールド」誕生から45年、その進化のすべてを注いで「ゴールドリファレンス」デュアルコンセントリックの誕生です。
アルニコモデルのマイラーエッジHFダイアフラム、新素材クルトミューラー製コーン、最新のネットワーク回路など、タンノイの最高峰キングダムロイヤルの開発で培った数々の最先端音響エンジニアリング技術の投入により、目覚ましい特性・音質の向上が図られました。ひとつひとつハンドメイドで生産されるキャビネットは、従来よりもさらに上質なアメリカンウォルナット材とゴールドの装飾が施され、タンノイ・プレステージの不朽のスタイリングを象徴する「ライトニングストライク」ロゴが復刻されています。
モニターゴールドの復興、歴史的な伝統への精神的回帰、ゆるぎない伝統と革新的イノベーションを基軸とするゴールドリファレンス(GR)は、タンノイ・プレステージ史上、かつてないほど精緻に磨き上げられ、音楽的に頂点を極めたシリーズです。

アルニコマグネットALCOMAX-III /コンプレッションHFドライバー搭載
ゴールドリファレンス・デュアルコンセントリック
Kensington/GR

タンノイが半世紀以上にわたってかたくなに固執し、磨き続けてきたデュアルコンセントリック(同軸2ウェイ)。ダイレクトラジエーションのウーハーとホーンロードツイーターを同軸上に組み合わせたこの完全な同軸型は、ウーハーとツイーターの2個のユニットから別々に放射される音が同じ点で合成するため、スピーカーの理想のひとつである「点音源」に限りなく近づきました。音像の分解能や定位感に優れ、より自然な音場を再現。タンノイ伝統の豊潤にして自然な音色の最大の秘密が、このタンノイ独自の構造にあるのです。

音楽表現力を高めるマイラーエッジ採用HFダイアフラム

コンプレッション型HFホーン搭載のウェストミンスターロイヤルのHFダイアフラムにもキングダムロイヤルの技術を投入。5段階プレスのアルミ・マグネシウム合金製HFダイアフラムは、幾度にもわたって合金の組成および熱処理方法を変えながらエンジニアリング・テストと試聴を繰り返して完成しました。新開発の銅クラッド・アルミボイスコイルとマイラー樹脂製エッジを採用。信号減衰特性に優れたマイラーエッジにより、金属的な響きが無く、極めてナチュラルな特性を獲得し、音楽表現力に富んだクリアな音質を得ています。

Kensington/GR

1. クルトミューラー社特製10インチ・ウーハーコーン
キングダムロイヤルの技術を投入したウーハーのコーン紙はクルトミューラー社特製マルチファイバーペーパーコーン。異種パルプ繊維を混合させることにより、軽量化と高剛性を両立し、有害な分割振動を抑えています。低域のダイナミックレンジもさらに向上し、格段にナチュラルな中音域特性を獲得しています。

2. ツインロールハードエッジサラウンド
コットンクロスをツインロール状に形成したハードエッジは、強度と耐久性を高めるため特殊フェノール樹脂を含浸させ、表面を特殊コーティング。トランジェント特性に優れた俊敏な低域と分割振動を抑えた濁りのない中域を再現します。

3. アルニコマグネット(ALCOMAX-III)
ユニット駆動の決め手となるマグネットには、従来のアルニコマグネットの3倍の磁気エネルギーを持つ強力なアルニコマグネット(ALCOMAX-III)を搭載しています。駆動力の大幅な向上により、より忠実で応答性の高い動作を実現。音の解像力が格段に増し、音楽のディテールを克明にとらえます。

4. ツイーター
軽量アルミ・マグネシウム合金の逆ドーム型ダイアフラムと、新設計の銅クラッドアルミボイスコイルからなるツイーター。5段階プレス法で徐々にドームが形成され、1回のプレスごとに加熱されて内部歪みを取り除く処理がなされています。ダイアフラムの反対側には空洞を設けてコンプレッションドライバーの背圧を最適化し、歪みを軽減。さらに、ホーンのネックにあけられた19個のスロートで位相の補正を行っています。

5. マイラーエッジ
ツイーターには、キングダムロイヤルで初めて採用された、透明マイラーフィルム製のエッジを採用。一般的なダイアフラム一体のプレスエッジに比べ、信号の減衰特性に優れ、コンプレッションホーン特有のメタリックな響きを抑え、ナチュラルで、音楽表現力に富んだ音質を得ています。

正確な位相が得られるツイーター・ホーン

ツイーター・ホーンの内面はラッピング(磨き込み)処理による滑面化仕上げとしているため、ホーン表面での乱反射が低減し、正しい再生位相を確保。異質の金属を組み合わせた効果で不良共振も排除し、繊細で伸びのある高域再生を可能にしました。こうした特性を長期にわたって維持すべく、ホーン表面に酸化防止の24K金メッキ処理としています。

Kensington/GR
クロスオーバーネットワーク

英国ICW 社製の最上位コンデンサー「ClarityCap MR」を採用。2 年間の研究開発を費やして開発されたタンノイ特別カスタム仕様。PTFE被覆99.99%シルバー単線のリードワイヤーを投入し、トップクラスのオーディオ特性を獲得しています。ネットワークボードの配線はシルバー単線。その他全ての内部配線は6N(99.9999%)の高純度PCOCCを採用。クロスオーバーネットワークはアッセンブリー後にDCT(ディープ・クライオジェニック処理)が施され、各部品、導体のクリスタル・レベルでのストレスを軽減し、音楽再生能力の著しい向上を果たしています。タンノイオリジナルの真鍮削り出しスピーカー端子とアース端子を採用しています。また、プレステージの伝統を堅く守り、全ての部品を手作業によるハードワイヤリング仕様としています。
※DCT(ディープ・クライオジェニック処理):マイナス190℃にて冷却処理され、一定の時間管理のもとで常温に戻されます。このプロセスによって回路部品のミクロ組織における内部ストレスが恒久的に減少し、信号伝送能力が高まります。

Kensington/GR
解像力と低域の伸びを誇るDPS
Kensington/GR

エンクロージャーのフロント両サイドにポート開放部を設けたDPS(ディストリビューテッドポートシステム)。優れた解像力と低域の伸びのよさを兼ね備えたタンノイ独自のバスレフシステムです。

ロックアップ式の高域レベルコントロール
Kensington/GR

経年変化や酸化などによる接触不良や接触抵抗ロスを防ぐため、金メッキを施したネジにより確実にロックアップするレベルコントロールシステムを採用しています。エナジーはツイーターのレベルを±3dBで5段階に増減。ロールオフは5kHz以上の周波数を+2dB/oct~–6dB/octの5段階のスロープで増減することができます。

タンノイの音を守るインシュレーター
Kensington/GR

エンクロージャー底部のピンポイント脚に合わせ、高品位なゴールド・アノダイズ処理が施されたアルミ製インシュレーターを付属。リスニングルームや床面などの状況に合わせて使用することにより、不要振動や共振が防げ、タンノイスピーカーの再生能力を最大限に生かせます。(4点支持)

伝統のクラフトマンシップ
Kensington/GR

現代のモニターゴールド=ゴールドリファレンス・デュアルコンセントリック。この新しい幕開けにふさわしい、伝統とイノベーションを象徴するデザインモチーフをエンクロージャーに採用しています。最上クラスのアメリカンウォルナット突き板/無垢材を贅沢に使ったエンクロージャーは、手作業によるオイルフィニッシュ。そして、ゴールドに輝く各部のメタルパーツは、高精度なマシニング加工が施され、クラシカルなエンクロージャーと美しいコントラストを描きます。復活を果たした「ライトニングストライク」TANNOYロゴは、プレステージ・ゴールドリファレンスを所有するオーナー諸氏に、豊かに蓄積されたタンノイの伝統と数十年に及ぶ技術革新の成果を、誇らしく伝えてくれるに違いありません。

サランネットボード固定用キー

ハイパワー時のサランネットの共振を防ぐため、サランネットを固定するロック用のカギが付属しています。

専用ウッドワックスを付属

蜜蜂の巣から抽出したワックスを主成分とする木製用高級ワックス。エンクロージャーの味わい深い木肌の美しさを保ちます。

Kensington/GR
アクセサリーを収納した高級木製ケースを付属

プレステージGRモデルは、厳しい品質管理のもと、工場でひとつひとつハンドメイドで製造され、細心の配慮とこだわりを反映させています。インシュレーター、カギ、ワックスをはじめ、付属品は高級木製ケースに収められています。

Kensington/GR
Kensington/GR

受賞タイトル一覧

Kensington/GR ステレオサウンド
ベストバイ・コンポーネント 2020-2021
スピーカーシステム 部門(160万円以上 320万円未満)
Kensington/GR ステレオサウンド
ベストバイ・コンポーネント 2018-2019
スピーカーシステム 部門(160万円以上 320万円未満)
Kensington/GR ステレオサウンド
ベストバイ・コンポーネント 2017-2018
スピーカーシステム 部門(160万円以上 320万円未満)
Kensington/GR ステレオサウンド
ベストバイ・コンポーネント 2016-2017
スピーカーシステム 部門(160万円以上 320万円未満)
Kensington/GR ステレオサウンド
ベストバイ・コンポーネント 2015-2016
スピーカーシステム 部門(160万円以上 320万円未満)
Kensington/GR ステレオサウンド
ベストバイ・コンポーネント 2014-2015
スピーカーシステム 部門(160万円以上 320万円未満)
Kensington/GR ステレオサウンド
ベストバイ・コンポーネント 2013-2014
スピーカーシステム 部門(160万円以上)
Kensington/GR 音楽之友社
ステレオ ベスト・バイ・コンポ 2016
スピーカーシステム 部門(ペア100万円以上 250万円未満)
Kensington/GR 音楽之友社
ステレオ ベスト・バイ・コンポ 2015
スピーカーシステム 部門(ペア100万円以上 250万円未満)
Kensington/GR 音元出版
オーディオ銘機賞 2014
新シリーズ開発大賞 特別賞
Kensington/GR 音元出版
オーディオ銘機賞 2014
スピーカーシステム/中、大型 部門 受賞
Kensington/GR 音元出版
ビジュアルグランプリ 2016
スピーカーシステム 部門(ペア100万円以上 200万円未満)受賞
Kensington/GR 音元出版
ビジュアルグランプリ 2015 SUMMER
スピーカーシステム 部門(ペア100万円以上)受賞
Kensington/GR 音元出版
ビジュアルグランプリ 2015
スピーカーシステム 部門(ペア100万円以上)受賞
Kensington/GR 音元出版
ビジュアルグランプリ 2014 SUMMER
スピーカーシステム 部門(ペア100万円以上)受賞
Kensington/GR 音元出版
ビジュアルグランプリ 2014
スピーカーシステム 部門(ペア50万円以上)受賞